きょうは未紹介のヨーロッパ巡りです。
ギリシャ共和国
ギリシャ語での国名はエラダ。形容詞形だとエリニキ。どちらも聞いたことがありません。英語だとグリース、形容詞形でグリーク。日本での「ギリシャ」はポルトガル語に由来します。
ギリシャ神話の神々は星座の名前にもなっています。カシオペア王妃の娘がアンドロメダだって知ってました?
アンドロメダ姫は生け贄となり、裸で鎖につながれました。裸ではなかったという説もありますが、絵画にするならやはり全裸でしょうか。
星座の表を片手にじっくりとギリシャ神話を読んでみたいです。
続いて北欧の国を巡ります。
フィンランド共和国
公用語はフィンランド語とスウェーデン語です。国名はフィンランド語でスオミ、スウェーデン語でフィンランドです。
漢字では芬蘭。芬は「良い香り」を表す漢字です。いい香りの蘭の花とはまたきれいな名前です。芬芬(フンプン)は悪い臭いにも使われるようですが。
2018年の大学入試センター試験の地理で、ムーミンとフィンランド語を結び付けさせる問題が出ました。「原作ではムーミン谷の舞台がフィンランドだと特定していない」という指摘がありました。
スウェーデン王国
国名はスウェーデン語でスヴェリエ。日本語のスウェーデンは英語由来ですね。
スウェーデンはフリーセックスの国と言われています。自己責任の範囲でのセックスは自由という意味です。「スエデン食わぬは男の恥」ということではありません。
ノルウェー王国
国名はノルウェー語でノルグ。
『ノルウェイの森』(英語ではノーウェジャン・ウッド)というビートルズの楽曲と同名の小説がありました。ビートルズの曲とどういうつながりがあるのか興味があって読んでみました。たしかにビートルズの『ノルウェイの森』を歌うシーンがありますが、それを小説のタイトルにするほどの物でも、と思います。映画でもそのままのタイトルでした。ビートルズの楽曲は『ノルウェー産の木材』と訳すのが正しいみたいです。
最後に東欧の
ポーランド共和国
国名はポーランド語でポルスカ。英語ではポーランドで、その形容詞形はPolish。小文字にしたら「磨く」ですね。
♪おどまボンぎりボンぎり ボンから先ゃポーランド
位置的にはボンから先ではなくて、ベルリンから先がポーランドです。