お・も・て・な・し?! | ねっぱりあんサモアに行く!!     (Tweet of Samoan)
12月16日(水)

昨日、CPのツッシーに「明日MESCのパーティーがあるから」と言
われ、なにげに「OJK}とか言っていたのだが…

前回のCEO退任のパーティの時も、ただ延々と飲むだけの会で正
直面白くなかった。

だから今回もただのクリスマスパーティだと思い、全然j期待してい
なかった。

6:00開始と言われていたので間に合うように家を出た。ただ宴会
場がどこなのか、「MESCの向こう」としか聞いていなかったので不
安ではあった。

時間になったので家から歩いて行ったのだが案の定どこかはわか
らない。どう見てもMESCの敷地内には見当たらない。

わからないいままMESCの周りをもう一周したら、MESCの敷地
の向かいにあるレストランで手を振っている人がいる。私が歩いて
いるのをずっと見ていたらしく、2週目で声をかけてくれたようだ。

オープンテラスのような場所で、道路からは衝立があって直接は
見えないようになっているので、気づかなかったのである。


というわけで時間内に着いたのだが、一向に始まる気配はない。
めいめいが勝手にビールを飲み、話をしているだけで、日本の宴
会のように誰かが司会をして、進めていくと言うことはない。ただ
ひたすらビールを飲みながら時間をつぶすだけである。

ポテトチップとカールのようなお菓子でひたすらビールを飲み続け
ていたら8時頃になって一気にACEOとかえらいメンバーが登場。
にわかに会場が慌ただしくなった。

私もカメラを持って行こうと思っていたのだが、どうせ緊張感の無い
飲み会ぐらいのイメージしかなく、カメラを忘れてしまっていた。

しかし、お偉いメンバーが登場した瞬間に空気は一変。単なるクリ
スマスパーティから送別会へと変身したのだ。

しかも送別メンバーの中に私が入っていたのがサプライズ。送別メ
ンバーはフィジーの医師と私と校長になったMESCのスタッフとIT
関j系のスタッフの4人であった。そんなことは事前に何も知らされ
ていない。他の3人は聞いていたのかも知れないが、少なくとも私
は聞かされてはいなかった。

ようやく司会を務めるツッシーが初めて挨拶した後、私の部署の
ACEOが挨拶したのだが、その中で私を名指しで何か言っている。
良くわからないが褒めているらしいことは何となく理解できる。しかも
それだけではなく、私の働いている部署からいろいろな贈り物が次
から次へと手渡されるである。

うまく説明できないのだが、単なるクリスマスパーティと思って参加し
ていたら自分の送別会になっている。そんな経験をした人はあまり多
くはいないと思うのだが…。

いきなりこんな状態になってスピーチしろと言われても、頭が真っ白に
なって日本語さえ思いつかない状態でしどろもどろ何か言った気がす
る。「感謝の気持ちをうまく話すことができない」見たいな事は言ったと
思うのだが…

8時から始まるのなら、集合時間を8時にすればいいような気がする
のだが、多分ACEOの仕事が終わる時間がわからなかったので、6
時くらいから、みんなで待っていたのだろう。

このおおらかさが多分サモアなのであろう。そしておもてなしの気持ち
は日本人以上かもしれない。会の進め方といいプレゼントの量といい
半端なものではない。





これがいただいたプレゼントの全て。アロハ、ワイン、ラバラバの生地
2枚、MESCのスタッフとの集合写真、Tシャツ、首飾り、サモアの民
芸品など持ちきれない量である。



最後に出てきた仕出し弁当。ビールで満たされた腹には入らずに
持ち帰ってきた。

10時くらいまで飲んで、最後はもう一人のCPサムが車で家まで
送ってくれた。

サモアの人々の温かさを感じた一日だった。