甘くはなかった突然の出張・その3?! | ねっぱりあんサモアに行く!!     (Tweet of Samoan)
9月24日(木)

この日は、ツッシーと私の二人だけ、アサウ小学校という、
別のディストリクトの学校に行くことになったので一番最初
にアサウ小学校まで送ってもらった。

他の人たちが行く学校とは反対の方向なので、帰りは迎え
に来てもらえない。ツッシーの話では「歩いて帰る」とのこと
である。




アサウプライマリースクールの入り口。




小学校の向かい側にイツアサウカレッジがある。小学校に
珍しく芝生のグランドがないため、アサウカレッジのグランド
を借りて体育の授業を行うことがあるそうだ。




ここでもツッシーが最初に生徒に要領をサモア語で説明して
くれるので大変スムースに計測ができた。アサウはサバイイ
でも大きい街なので、生徒数も多く、データがたくさん集まっ
た。


作業が終わった後、どうやって帰るのかと思ったら、ローカル
バスに乗っていくという。バス停でバスを待っているとツッシー
が知り合いに会ったらしい。この地域の学校を見回っている
インスペクターということだ。やはり教育関係の人で、車でホ
テルまで送ってくれるということだ。ツッシーの顔の広さのお陰
で楽をすることができた。




9月25日(金)

学校回り最終日。


いつものように朝食をとる。パパイヤとかバナナ、スイカなど
の果物は取り放題。パンは普通のパンがでたり、トーストが
出たりと日によって変わる。

他にスープが一品、コーヒー、サモアンココアを選ぶことが
できる。

パンにつけるバターやジャムなども取り放題。バターは小さ
いパックに入ったものがつく。

私は、パン3~4枚に小さいパックを一つで十分であるが、
サモア人はほとんどがパン1枚にパック1つという感覚であ
る。そして、その上にココナツやイチゴなどのジャムを厚く
塗って食べるのである。

そして、食べるパンの量が半端でない。朝ごはんから圧倒
される。それを食べた上で、学校についたらモーニングティー
をいただくのである。サモア人恐るべし…






この日はサゴネプライマリースクールに行ったのだが、シオ
ネさんに頼まれてバイプアプライマリースクールに寄り、前
日の話し愛の記録を写真に撮るよう頼まれた。

バイプアプライマリースクールも日本のドネーションで建てら
れた学校のようだ。






サゴネプライマリースクールに着き、先生が記録表を作成
する間、職員室で待っていると、生徒が一人来て「フォロー
ミー」(ついてこい)と言うのでついていくと、なんとワールド
カップラグビーの生中継を見ていた。

オールブラックス(ニュージーランド)の試合だった。授業を
しないで生徒と一緒にテレビを見るほど、ラグビーの人気
は高いのだ。






ただ、テレビを見ていたわけではない。ちゃんと身体測定の
仕事も行った。測定前にツッシーが説明しているところ。

一週間で5つの学校を回り、400人くらいのデータを集める
ことができた。しかもサバイイ島のデータを収集できたのは
大きな収穫であった。






すべての業務を終えて、ホテルに帰る途中、私たちの乗っ
ている車に子供が乗り込んできた。

隣に座っていたガレさんが教えてくれたのだが、学校から
遠くはなれたところに住んでいる生徒は行き帰りヒッチハイ
クをしながら通学しているという。


そういう子供をMESCの車が乗っけてあげると言う、サモア
人的心の広さが私は好きである。

この日の晩御飯の後、最後の夜と言うことで、シオネさんの
部屋のデッキに男子全員が集まり飲み会を開いたのだが、
ボーイズトークと称して下ネタばかりの話であった。





9月26日(土)

いよいよ帰る日。10時のフェリーに乗るために8時くらいに
出発。



出発前に記念撮影No1


出発前に記念撮影No2


さらばバイサラホテル。

一週間に及ぶ初めてのMESCスタッフとの旅。
いろいろ会ったが、得るものがたくさんあった旅であった。

色々な人と色々な会話ができたのが一番の収穫かな?