マザー・テレサの慈善事業が、児童人身◯買で調査される。
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マザー・テレサがインドで設立したカトリックの慈善団体が、保護している子どもたちの売買に関与していたという疑惑で調査を受けています。
インド政府は、今月初めに複数の児童の売買をめぐって従業員2名が逮捕されたことを受けて、
慈善団体「ミッショナリーズ・オブ・チャリティ」が運営する、すべての児童養護施設の検査を命じたと、NPRが報じました。
インドのマネカ・ガンジー児童開発相は、この慈善団体が運営する、全国の児童養護施設の即時検査を命じました。
インドの養子縁組ネットワークは規制が緩く、国内での子どもの人身◯買が多発しています。
ガンジー氏によると、インドの少年司法では、養子縁組に関わるすべての保護施設は中央・州の養子縁組機関に登録しなければならないのですが、
これを遵守していない施設が1,400もあるとのことです。
マザー・テレサが、1950年に東部の都市コルカタに設立した慈善事業団は、
「特に病人や瀕死の人の世話をする」ということで、国内で最も注目される慈善団体の一つに成長しました。
バチカンは、1997年に亡くなったマザー・テレサを2016年に聖人に認定しました。
が、
マザー・テレサが所属していた組織の活動について、作家のクリストファー・ヒッチェンスを筆頭に、さまざまな批判を受けています。
彼女の教団は、患者を強制的に改宗させるために死の床での洗礼を行っていた
と言われており、
「マザー・テレサは、病人の苦しみを和らげるのではなく、美化している。」と非難されました。
また、ハイチの独裁者ジャン・クロード・デュバリエをはじめとする物議を醸す人物との交友関係や、
慈善団体の資金管理に対する疑問から、さらに批判が高まっています。
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マザー・テレサが、弱き者に手を差し伸べる愛の人だと信じる人は、今でも多い。けれど真実は、着々と明るみになっていく。
「子どもたちを救う」という名目で膨大な寄付を受け取っている組織は、たくさんあった。
それらの組織が、愛に基づいた素晴らしい活動をしていると信じ切っている理由は、多くの場合テレビの影響。私もそうだった。
その組織や代表者に関する感動的なストーリーを「テレビでやっていた」というだけで、調べもせずに簡単に信じきっていた。
マザー・テレサ
セイブ・ザ・チ◯ドレン
ユニ◯フ
などなど。
テレビが感動的なストーリーを報道することで、人々から多くの寄付が集まり、膨大な寄付金の多くは、キチ◯イな大人たちによって恐ろしい使われ方をしていた。
と知ったら、言葉を失うのではないだろうか。
そこへ「寄付」することについて、よく調べる必要がある。
私たちが善意で寄付したお金が、見知らぬ子どもたちを残酷な目に合わせることに使われていたのなら、
寄付した者は、残忍な行為に間接的に協力していたことになる。
テレビや新聞や雑誌か何かで、「子どもを救う」とか「飢餓から人々を救う」とうたうその組織のことを知り、
「ぜひ寄付したい!」という氣持ちになった時は、寄付する前に、その組織について、とことん調べてみることをお勧めしたい。
自分や家族の大切なお金が、見知らぬ子どもたちを苦しめることに、使われないように。
それではまた。
Summy
いつ見てもこの画像こわいな。。。
左のバケモンはヒラリー。通称キラリー(ヒラリーとキラーをかけて、真実を知るアメリカ人からそう呼ばれている)。