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本日の問題(公式TOEIC問題集より引用)
A loud beeping ___________ indicates that the copy machine has not been closed securely.
(A) sound
(B) sounds
(C) sounding
(D) sounded
時間 :20秒以内
難易度:★☆☆
ヒント:品詞系文法問題 ⇒ 空所の前後を確認
答 :(A)
攻略法:品詞系問題は語彙力を問われる問題ではなく、空所にどんな品詞が入るかを問われる問題です。
だから文法力で解ける問題。
そして、ここでいう文法力とは難しいものではなく、
至って基本的な文法です。
選択肢を見て品詞系文法問題だと判断できれば、空所の前後の語句をヒントにどの品詞が入るかを考えます。
今回の問題は空所の後の動詞 indicates に注目!
文法:3人称単数の -s
つまり、主語と動詞を一致させる問題です。
動詞が indicates と3人称単数の現在形だから、主語は「単数名詞」が入ることが想像できますね。
この文法さえ知っていれば、あとは選択肢を見て単数名詞を探すだけですね。
したがって、(A) sound が正答。
今回の問題文にも beeping という分詞が登場しましたが、今回は春の「ザ・英文法」下巻セミナー第3回目に登場する「分詞」に関する問題を紹介します。
次は自然な英文?それとも、不自然な英文?
1) There is a sleeping boy.
2) Look at the running boy.
答:どちらも不自然
もっと言うと、超をつけたくなるくらい不自然な英文なんですよ。
学校英文法で次のような教わった人もいるのではないでしょうか?
「分詞が1語で名詞を修飾する場合は名詞の前に分詞が置かれ、分詞を含め2語以上(句になって)名詞を修飾する場合には、名詞の後ろに分詞が置かれます。」
勇気を出して言いますが、これは学校英文法の思い込みで、間違っています。
そして、少なくとも40年前(私が学生だった頃)から、この間違った分詞のルールが大手を振って今でもまかり通っています。
今でもインターネット上の英文法サイトを見ると、上のような説明をしているサイトの多さに危機感すら感じます。
たとえ学校英文法という巨大なものであっても、やはり間違いは正していかなければいけません。
分詞を名詞の前に置くのか、後ろに置くのかは、分詞が1語とか2語以上というルールではなく、「状態」と「動作」の違いなのです。
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発行者 小栗 聡
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