90年代黄金期のイタリア代表メンバーであるアンドレア・ゾルジ氏(現協会会長の川合俊一が代表にいた頃にTVで観てたなあ。その高くて印象的な鼻で日本チームからは「鼻」と呼ばれていた)が今回のネーションズリーグにおける石川祐希の活躍について次のようにコメントしている。
【3セットマッチで27得点を挙げ、大暴れした準々決勝のスロベニア戦】
「ユウキのアタックは様々なテクニックが詰め込まれた宝箱。その瞬間を観るのが楽しくて、スロー映像を早く観たいと思うほどだ。ハンドコントロール、体の使い方や視線、判断のタイミング。場面に応じて絶妙に変化させていて、まるでエンターテインメントを観ているようだ」
【自国イタリアとのメダル獲得をかけた3位決定戦】
「とにかく上手い!引き出しの多い攻撃で高いブロックをも無力化してしまう」
「アタックだけじゃない。2段トスに入る時、偶然その場所にいたのではなくセッター関田の位置を見極めて移動している。バレーボールIQが非常に高い選手だ」
そして最後にこう締めくくっている。
「今大会で残したスタッツはモンスター級。ユウキは、もはや世界が誇るスター選手の1人」
世界最高の選手になるのだとイタリアへ渡った彼の目標は、個人的にはもう達成の域まで来ているのではないかとさえ思う。しかしミラノでも日本代表でも同様に、あくまでも自分の所属するチームの優勝を最終ゴールに掲げている彼のインタビューを聞いたことがあるので、頂点を極めるまで彼の戦いは続くのだろう。
敵チームからはとんでも無く嫌な選手だろうが、味方であれば本当に頼もしいキャプテンである。