「その人が理解している言語で話せば、頭に届く。だが、もし彼の母語で話すなら、心に響く」


元南アフリカ大統領 ネルソン・マンデラ氏の言葉。


Kazu LanguagesというYouTubeチャンネルがある。名古屋市内在住のカズマさんという20代前半の男性が、世界中の人々とオンラインで会話を始めて途中から急に相手の母国語で話し出してびっくりさせるという内容である。


何とこちらのカズマさん、12ヶ国語も喋れるとの事で、如何にして多言語習得を成し得たかというインタビューに他チャンネルで答えていた。


そこで語られていた学びのきっかけこそが、上に記したマンデラ氏の言葉であり、学習を続ける極意はモチベーションではなくルーティーン化だとの事だ。モチベーション(やる気)は上がり下がりがあるが、毎日の生活に学習する時間と量を課すことをルーティーンとすることこそ長く続けられるコツなのだと。


私もこの「ルーティーン化」には大賛成である。壮大なる学習の継続、健康的な心身の維持には、地味で即効性は望めないが毎日の生活習慣を変えるしか方法はない。己の意思は自分が思う以上に薄弱だからこそ、ルーティーン化することは賢い選択だと思う。