東京五輪終了後、初めてのインタビューとなった中田久美前監督のコメントより
「強豪国の選手たちは、ナショナルシーズンが終わると、当たり前にプロとして世界のリーグに散らばり腕を磨きます。彼女たちは自分が商品だと知っているので、ストイックに日常を律し、自分の価値を高めています。腕一本で世界を渡り歩くタフさを持っている。そういう選手たちが結集し、ナショナルチームを作る国はやっぱり強いし、勝負の瀬戸際でも崩れない」
その通りだと思う。
しかしこれを日本人の女子バレーボール選手に求めるには少々無理があるようにも感じる。何故なら「個」を徹底的に排除して協調性を植え付ける教育が小さい頃から行われており、特に女子バレーボールに関しては今でも監督と選手の関係性に封建的なものを感じる。
SNSでの情報が日常的になる現代では、叩かれない様にする事がメンタルの防衛になってしまっている。そんな現状に打ち勝っていける選手を育てようと思えば、己の力を過信するくらい個性豊かな才能を、しっかりと認めてあげる土壌作りが必要なのかもしれない。
