会社の同僚が「雑誌にアイアンはハンドファーストに打て」と

あるがそうなのか?と質問してきた。


私はこう答えた。


ではハンドレイトはどんな形かわかる?

グリップよりヘッドが先に行ってしまう状態な訳だけど、これは

「グリップを中心とした振り子のイメージでヘッドを右から左へ

動かした時に出現する形」で、今の自分のスイングではグリッ

プをクルッと回してるだけなのでインパクト後もヘッドが手元を

追い越す感覚は無いのよ…と。


同僚は「?」という表情だったので例えを変えてみた。


回転イスに座って手をブラブラさせた状態で左に回転すると、

最初身体の左を向いていた左手の甲は身体の正面を向くよう

に内転する。これが身体の自然な動き…ん?…


と、ここまで説明しながら私は「それだ!」とひらめいた。


身体の左方向へ力強く打撃しようとすれば、脚を固定して腰

を左に勢い良く回す→左へ身体を回す動きは左前腕を内転

させる動きと直結→さらにゴルフクラブの「シャフトの右側に

偏重した重心設計」が左に移動する身体から見れば、右へ

右へと残ろうとする→かくしてフェースは二重の作用でもって

確実に開くことになり、高くてスライスな高スピン弾道を生成

することになる。

これこそが初心者の球筋!自分の中ではしっかり打ってい

るはずなのに真っ直ぐ飛ばない、どうしてもスライス回転して

しまう、でもとりあえず目標方向に打つには左を向くしかない、

フックってどうやって打つの?意味がわからん!


同僚を目の前に置き去りにしながら、私は自分のゴルフ最初

の日から今日までの光景が走馬灯のように流れていた。


そして彼にこう言った。


ゴルフスイングは身体にとってはとても動かしにくいやり方で

ボールを打たなければならないみたいね…