マーク金井氏のブログに「日本人のライ角度」
という記事(2007年)がある。
それによれば、
国内メーカーのライ角度(5番アイアン)は60~61度
に対して、
フィッティングに来た人の平均は62~63度
なのだそうだ。
これの意味するところは、
インパクトでトゥ側が下につくフラットライのアイアンを使って
いるとちゃんと打てた時にはボールがやや右に飛ぶ。結果、
「少し引っ掛け気味に打つ」という「調整」を入れないと方向性
が出せなくなる…ということらしい。
少し引っ掛け気味に打つという調整…
これはとんでもなく恐ろしいことで私のゴルフ人生まさにこの
「調整」をして飛ばした気になっていた訳だ。その証拠として
右手指の腹は擦りむけ、
ここぞという場面でどフックが増え、
グリップを中心にヘッドを振り回す遠心力こそが飛ばしの源
だと勘違いして悩み続けた昨年1年の苦悩が物語っている。
少し引っ掛け気味に打つ調整をしてスイングを作った人が、
スイングを変えずにアップライトなクラブを手にしたら、もっと
引っ掛けるはずだ。フックボールから開放されなくなり迷宮へ
と誘い込まれるのは至極当然の流れだろう。
ただし「国内メーカーの」と冒頭にある通り、作り手が初心者
に対して何の説明も無くフラットライのクラブを提供している
ということなので、これはやはり買い替え需要を定期的に生
み出す戦略なのだろうか?