きっかけは職場のゴルフ仲間のひと言だった。


●打ちっぱなしで気合い入れて打ったら左手が擦れて痛いんですわ。

◇どの部分が?

●左手の人差し指と中指のそれぞれの親指側の付け根が。たぶん、右手の薬指と小指が重なる部分で圧力がかかるんでしょうねぇ~

◇え?何でそんな所が?(オレには分からないぁ)

●(アドレスからインパクトまでのシャドースイングをしながら)こういう風にギュッとねじるから…

その動きはひと事で言うと両手で持ったグリップを雑巾絞りしている形。雑巾絞り…?


確か若林貞男氏著の「GOLF300ヤードの法則」に「2度絞り打ち」ってのがあったなぁ~でもあれは「逆手」といって左手甲を内転させるはずなので、現在取り組んでいる「右手の起こしによる左手首の外転」とは矛盾するはずだよなぁ~と思いつつ素振りを…


①私の悪いクセであるキャスティングが防げる→結果ディッシュアングルはキープできる②インパクト後もフェース面が急激なターンをせずにスクエアのまま動くためフォローサイドが理想的な形になりフィニッシュも綺麗に収まる。③グリップが締まりスイングの弛みが無くなる④右ひじのリリースの動きととても相性が良い…etc


そこでもう一度著書を読んでみた。左手を逆手に絞るのはクラブヘッドが下に落ちたり前に膨らまないように歯止めをかけるため…。ダフりやトップはもちろんハーフトップや引っ掛けになった時は、絞りが弛んでインパクトした証拠。左手をインパクトポイントで「逆手」でしっかり決めておくほどそのポイントで右手の絞りが効き右手が左手を瞬時に追い越していく…リストターン、フェースターンという劇的な現象が起きる。パンチショットは両腕を絞り、打った後にひじをたたまずに両腕を目標方向に突き出す打ち方である。と書いてある。


グリップを反時計回りに動かす「右手の起こし」は絶対必要だ!!これこそが“ロフトを立ててインパクトする”唯一の方法だと思う。そして、①その右のパワーが送り込まれる時インパクトへの軌道をブレないようキープするために左手の絞りがあり②左手の絞り(負荷)があるからこそ右手の絞り(起こし)を精一杯できる。しかもやり過ぎることがない。つまりベンホーガンの言う「右手が三つあっても良かったと思うくらいである」に繋がるのだと思う。


モダンゴルフにある「インパクトで左手首の外転運動が始まる…手首の骨は隆起しターゲットを指す」あの有名なイラスト。あれこそが両腕を絞った結果クラブヘッドの重力&遠心力が生み出した不可抗力…抗えない力によるものなのではないだろうか。