皆様ごきげんよう、絵描きのKaoru Samidareです。
今日はめちゃくちゃ大切な話です。
ロサンゼルスでの展示に向けて色々やっていかなくてはなりません。
その中で皆様にお願いをしなければならないことも多々あるかと思うのですが、そういう話をする前に、今回どうしてわざわざロサンゼルスに行く必要があるのか、そしてあたしがどのような考えで活動しているのかを、改めて書いておきたいと思います。
長文になりますが、どうしても伝えたいです。
どうかお付き合いください。
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しょっちゅう当ブログでも触れていますが、今年の12月、ロサンゼルスで展示するスペースを頂きました。
この話が決まった際に、尊敬する関係者の方に
「これから世界でやっていこうと思っているなら、絶対に会場に行った方がいいですよ」
「作家本人がいるのといないのとでは、盛り上がり方が全く違いますから」
と強くご助言を頂きまして、
「ああこれは試されているな」
と感じ、このタイミングで思い切ってロサンゼルスまで行くことを決めました。
今は円安がどうだとか色々言う人もいますが、自分にとってすべての条件が都合よく整うことなどありません。
きっとここで挑戦できない人間に、今後も挑戦できるような日など来ないでしょう。
そして人生には限りがあり、日に日にあたしも年をとっていきます。
心身共にいつまでも同じように動けるだろうなどと思うのは、間違いなく幻想です。
あたしは今、動かなければなりません。
あたしはすでに、一人間として十分幸せです。
好きな絵が描けて、それを応援してくれる素晴らしいお客様と仲間たちがいて、絵が描けずに残念なことになっていても、黙って支えてくれるパートナーがいます。
しかし、あたしはもっときちんと社会的に結果を出したいと思っています。
ここまで生かされてきた人間として、作家として、やりたいこと、やらなければならないことがあると思っているからです。
あたしは何も、有名になってチヤホヤされたいわけではありません。
先に書いたように、あたしはそんなことにならなくても、すでに十分幸せです。
ただ、ここまでの間にあたしの才能を信じて、沢山の労力やお金、愛情をかけて下さった恩師やお客様方に、結果を持って報いていきたいという思いが強くあります。
あたしが結果を出す出さないは、あたしだけの問題ではない。
過去、あたしを支えてくれた人たちの存在なしに、あたしは絵を描き続けること、もとい生き続けてくることは出来ませんでした。
あたしの成功は、「あたし以上にあたしの才能を信じてくれた人たち」の功績なのです。
また、あたしは作家として、美術モデルとしての活動理念として
「表現活動を通して、よりよい明日、生きたいと思える明日を提供する」
というものを掲げています。
あたしはアートに救われた一人間として、ずっとアートの力を信じてきました。
あたしがアートに救われたように、アートに救われる人がきっといる。
このことを信じて作家として絵を描き、メッセージを発信し、美術モデルとして誰でも参加できるクロッキー会・デッサン会の開催などを行い、それぞれの場で様々な人たちと交流しています。
本来アートは限られた一部の人間のものではなく、全ての人に開かれた自由です。
正解や不正解などなく、常識や一般性にとらわれる必要もない、このような感覚がどれほど現代の人間の心を救うでしょうか。
そしてこの感覚を知らず、ありとあらゆる不要な概念でがんじがらめの中で生きる人生とは、どれほど生き辛いものでしょうか。
残念なことに、このような在り方、人生のサバイブ方法は、現在の学校では教えてもらえません。
未来ある若い人たちが年間何万人も自ら命を絶つこの国で、正気でいられることは簡単なことではありません。
そもそもそんな狂った世の中に平然と順応していられることは、はたしてまともなことなのでしょうか。
あたしは高校卒業後、いよいよ社会に馴染むことが出来ず、路上に座って絵を売っていた時期があります。
その2~3年の間、特に深く関わった仲間2人、どちらもすでにこの世におりません。
2人とも、死因は事故のような自死のような、なんとも言えないオーバードーズによるものです。
一緒に路上に座ってくれたり、あたしの才能を心底信じてくれていた大切な仲間でした。
勝手な言い分かもしれませんが、本当に生きていて欲しかったと思っています。
もう少し遠い関係まで入れれば、もっといます。
あの人も、この人も…。
「あたしには生き残った人間としてやらなけれならないことがある。」
自分の心ががきちんと満たされたからか、近頃は改めてこのように強く考えるようになりました。
勝手な思い込みだと笑われてもかまいません。
この世界で自分というものを失わず、どのように立ち回って生きていくのか。
全てが敵のように思える人生から、どのようにして希望を持って生きられるようになっていけるのか。
そういったことを、あたしはあたしに出来ることで世の中に伝えていきたいのです。
あたしがこうして生きられるようになった事実を持って、心が、身体が、死なないですむ人生を、本気で世界に説いていきたい。
世の中にメッセージを伝えるには色々な方法があるかと思いますが、たまたま今世であたしに与えられたカードはアートでした。
これは神様があたしに与えてくれたギフトなのだと思っています。
このギフトを自分の為だけじゃなく、今後はより、この世界のために使っていきたい。
その為にはもっともっと影響力が必要です。
お願いです。
どうかあたしに力を貸して下さい。
一緒に、この世界をもう少しでも、生きやすくしていきませんか。
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※4月~5月頃を目標に、ロサンゼルス展示費用捻出のため、原画の販売、クラウドファンディングなどの準備を進めてまいります。
随時内容については当ブログでお知らせしてまいりますので、引き続きチェックして頂けますと幸いです。
※当記事のシェア、拡散などして頂けますと大変嬉しいです。
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五月雨の時間の感覚が世間一般と大きくずれていることや、
ワーキングメモリ、キャパシティの小ささなどから、
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