５月１９日、一昨年から温めていたバンドの初ライブがついに終わりました。
ライブ後に余韻に浸る間もなく、長期出張１週間目が始まってしまってぐったり。
何だか全く絵の話が出来ない中で非常に恐縮なのですが、これも記憶が薄れていく前に記録しておきたいので書かせて下さい。
+++
ロックンロールバンドをやるというのは中学生の頃からの夢でした。
（イタノさん撮影、ありがとうございます！）
この歳になってこうして夢を叶えさせてもらえるようになったことは、本当にありがたいことです。
一緒に取り組んできてくれたメンバーには勿論、参加させてくれた主催者様、見に来てくれた皆様、気にかけて下さっていた皆様に心から感謝しています。
あと絵の完成を待って下さっている皆様にも頭が上がりません。
いつもすみません、本当にありがとうございます。
+++
色々と書きたいことはありますがそれは後にして、みんなが撮ってくれた写真をどうぞ。
撮影：フナコシさん
撮影：鶴さん
撮影：悪慎さん
みんなありがとう！！！
そして動画もいくつか。
DONT GET ME WRONG.
撮影：モン様
THREE COOL CATS.
撮影：モン様
一応復習用にフルで録ったのですが、反省点も多いので今回はこれだけで。すみません。
この日のセットリストは
♪THREE COOL CATS
♪BURNING LOVE
♪DONT GET ME WRONG
♪HOLE IN MY HEART
♪春先小紅
♪SHE BOP
♪DEVILS GATE DRIVE
♪BRING IT BACK AGAIN
でした。
正直、あたしが某曲で構成が変わるぐらいのミスを犯したのですが、メンバーの神業により事なきを得て、誠に楽しいばかりで終わりました。
流石としか言いようがありません。
ありがとうメンバー、愛しているよメンバー。
見てくれた人達にも「よかった」「次も行くから」「感動した」「今度一緒にやろう」って言ってもらえてありがたいばっかりでした。こっちが感動しました。
「初めてだからこんなもんだよねとは言いたくないし言わせない」と決めていたのですが、幾人かに「初ライブだなんて信じられない」と言わしめることに成功したので、問題を上げれば色々ありますが、何だかんだで大成功だったんじゃないでしょうか。
お客さんもいっぱい見てくれていたし、OAがとてもよかったのですでに場が温まっていて大変助かりました。ありがとうございました。
ライブ後に「はくちボーイズカンパニー」フロントマンのヤムチャが、顔を見るなり「よく頑張ったなあ！！！」と言ってくれたのですが、褒められているのかなんなのか。笑
労われていることはよくわかりました。笑
GWのしまなみツーリングで横転した時のことも踏まえて、「バイクにしろ何にしろサポートがハンパない」と言われましたが、やはり何をするにしても詳しい人についていくのが間違いないですよね。（真顔）
人に恵まれるというのが一番の財産だなあとしみじみしている今日この頃です。
+++
「初ライブなんて人生で１度しかないから、あたしステージ上がったら写真撮るわ」と言って、ステージに上がった時に写真撮りました。
SEは大好きなエルビスのA BIG HUNK O' LOVE。
撮影はモン様。ありがとう～。
その時の写真がこれ。
みんな笑ってますね。ありがとう。
メンバーも撮りました。
ギターKIYOSHI。
ドラムMASA。
ベースNOBU。
ちゃっかりピース。
+++
衣装はエルビスの監獄ロックをイメージしてモノトーンとボーダーでコーディネートしてあります。
そこに挿し色に赤と、あたしの髪の毛のグリーン。
もともとベースのノブさんが赤色のリストバンドをしていて、ドラムのマサさんが赤色のスティックを使っているので、そこに合わせました。
このビジュアルに関しては全てあたしの独断と偏見で構成したもので、メンバーが着ているトップスはあたしからのプレゼントです。
左からベースNOBU、ドラムMASA、ボーカルRAY、ギターKIYOSHI。
あたしの我儘にここまで付き合ってくれたメンバーになんか出来ないかなと思っていたこともあり、このくらいはとそれぞれに似合う物をとそれはそれは本気で考え、ネットでポチポチ購入。
最初は「え～？こんなの着るの～？」とか言われてましたが、最終的にはよかったよかったって言ってました。よかったです…。
ベースとドラムのTシャツは原宿のサヴォイクロージングさんの同プリントのもので、あたしとギターのトップスはノーブランドの個人輸入品です。あたしのネックレスはMewのダイスネックレス。
ノブさんのやつはプリントがシルバーなの。
格好良い♪
個人的に「岡山にピンナップガールファッションを普及させる」、「女の子にロックンロール好き、ロカビリー好きを増やす」という目的があるので、基本的にどちらかというと女の子ウケを意識しているのですが、音もヴィジュアルもお洒落で狙い通りの仕上がりになったんじゃないかな～と思います。メンバーもみんなイケメンだしね。
実際ライブ後に知らない女の子が声掛けてくれて嬉しかったです。
+++
本番の日、もっと緊張するかと思っていたのですが、息が詰まるような嫌な緊張感は全くなく、程よい緊張感でステージに立つことが出来ました。
それはここまで一生懸命やってきたのだからどうにでもなるだろうという自信と、バックにはメンバーがいてくれるという安心感からだったと思います。
あたしは今回バンドを組んでライブをやらせて頂いたことで、「もう1人で歯を食いしばって頑張っていかなくていいんだな」ということを物凄く感じました。
あたしはわりと最近まで、誰のことも信用出来ていなかったように思います。
本当に身を任せられる関係性というものを家庭の中で築くことが出来なかったので、心から安心して過ごす、という経験がありませんでした。
友人関係だってそうです。やっぱりここまで偏っていると、趣味とか世界観とか本気で共有できる同級生なんていませんでしたからね。なんかずっと孤独でした。
作家仲間のことは大好きだけど、創作って皆１人だから、今回の感動とはまたちょっと違う。
絵っていいんですよ。
1人で描けるし、友達要らないし。
「１人で何かやるのが思い切りできるし気も使わなくていいし楽でいいよなー」とずっと思ってきましたが、こうして仲間と何かを構築してやり遂げるっていうのはいいものだなと、やっと本心から思えました。
実際あたし１人で出来ることなんてたかが知れてますしね。
メンバーには本当に感謝しているし、頼りにしています。
今はパートナーのジョンがいてくれるので、パートナーシップ・家庭という観点からすると大分クリアされた課題ではありましたが、友情とか信頼とか言うものに関しては、「あたしの人生なんて多分こんな感じで最後まで終わるだろうな、あたしにそういうのは縁がない話なんだろうな」ってどっかで思っていたなと、これを書いていて気が付きました。なんか改めて文章にするとなかなか悲壮感あります。
あとうちのメンバーの何が凄いって、誰１人あたしが歌っているところなんか見たことなかったってことなんですよ。
あたしはずっとただのオーディエンスだったので当たり前と言えば当たり前なんですが、それでも「いいよ」って一緒にバンドやってくれました。
蓋開けてみたら全く使い物にならなかったなんてこともあり得るわけで、あたしが逆の立場だったら少し考えてしまったんじゃないかと思うのです。
一番最初に賛同してくれた、唯一あたしが直接声をかけたギターに関しては、あたしが「はくちボーイズカンパニー」でダンスコーラスをやっているところすら見たことなかったですし、他の２人は双方遠巻きには知ってたもののメンバーになってもらうまで挨拶すらしたことありませんでした。
この懐のデカさっていうのはなんなんでしょうね。年の功なんでしょうか。
なんせでっかい人達だと思います。愛しかないです。
+++
あとたまたまライブの日に見たんですが、うちでチケットをとっていてくれたお友達が、前日にインスタで「今日も行きたいライブ２本あったけど明日の為に我慢！」みたいなことを書いていて、あたしは今後何があってもいい加減な気持ちではステージに立つようなことはしまいと心底思いました。
「何かを選択するということは何かを選択しないという事」であり、自分たちのライブに来てくれる人たちはその裏で何かを諦めて来てくれているわけです。
そしてそこにはその人の貴重なお金だとか時間だとかがかかっている。
大学生の子だって、一生懸命アルバイトしたお金で来てくれる。
それは実際物凄く当たり前のことなんだけど、自分たちはプロじゃないからっていい加減な気持ちでステージに立ってしまう人達もいっぱい見てきたし、そこにお金を払わされた経験だってあります。
あたしは今後そんな不誠実なステージは絶対にやるまいと改めて心に誓いました。
あのタイミングで友達の投稿が見れたことにとても感謝しています。
あたしたちのライブを選んでくれて本当にありがとう。
+++
今回あたしの髪型はティーンの頃からの憧れ、念願のビクトリーロールにしてもらいました。
１９４０年代にアメリカで世界大戦の勝利を祝って名付けられたヘアスタイルです。
撮影はロックショップ「ブラックメイル」の矢吹さん。
今回のコンセプトでバンドをするにあたって絶対に取り入れたかったので、「はくちボーイズカンパニー」のキーボート「ジョニー先生」にお願いしてやってもらいました。
色もまさに理想のブルーグリーンで最高なんですが、この色をムラなく入れるのって本当に大変なんです。時間も手間もいっぱいかけてくれていて、こんな無理をお願いできるのは先生しかいません。
このカラーとセットには先生の優しさが沢山詰まっているのです。
ちなみにジョニー先生は某パンクなファッションブランドのパリコレの裏方をしていたようなスゲー人です。五月雨の身近にいる凄い人の１人。
どのくらい具体的に書いてもいいもんか分からないので、詳細はお店で先生に直接聞いて下さい。
ジョニー先生のお店は岡山市北区青江の「シルクラップ」さんです。
お店に行くとわんちゃん２匹の熱烈な歓迎を受けるので、それは覚悟してご予約下さい。
めっちゃ大人しくていい子たちですが、膝には乗ります。笑
+++
MintConditionの次のライブは今のところ決まっておりませんが、まだ伸びしろだらけなので高速で階段上って、もっともっといいライブをしたいと思います。
まだお会いしたことのないあなたにも、何時かライブハウスでお会いできると嬉しいです。
Dear.Rock'n'roll.
この度は本当にありがとうございました。
MintConditionのTwitterアカウントはこちら。
ライブ情報や岡山のロックな情報をシェアします。
是非フォローの程よろしくお願い致します。
※あと３週間出張が続きますので、引き続きブログは低浮上だと思いますが、出来るだけ頑張ります。本当にすみません。
――――――――――――――――――――――――――――
現在多忙につきオーダー受付休止中。夏頃再開を目標に制作中です。
――――――――――――――――――――――------
【当ブログについて】
サミダレの時間の感覚が世間一般と大きくずれていることや、
ワーキングメモリ、キャパシティの小ささなどから、
コメントのお返事などが大変遅くなりがちです。
特に基準はありませんのでまちまちですが、
２週間後などにこっそり返信が付いていたりします。
（つかない場合もありますことお詫び申し上げます）
ご理解の上お付き合い頂けますと幸いです。
いつもありがとうございます。
――――――――――――――――――――――------
メインメニュー
―――――――――――――――――――――
■お問い合わせフォーム
■オリジナルレザーペイント
■オリジナルイラストオーダー
■オリジナルグッズサイト「SamidareKaoru Artworks.」
―――――――――――――――――――――