今日和、絵描きの五月雨薫です。
寒くなくなったと思ったらいきなり暑い！
二月に引っ越してきた新居、とても古い物件なのですが、古いだけでなく変なところがいっぱいあります。
それで目下の問題としては、キッチンの窓に網戸が付いてないこと。
そうなんですよ、なんでか網戸がないんですよ。
昨日窓を開けていたらついに蚊が入ってきたので、今日は我慢して閉めているのですが、あ、暑い…。
網戸とかって自分で付けたことある方いらっしゃいますかね？
クーラーもついてないっていうのに、ほんと網戸ぐらい付けないと駄目だなこりゃ…。
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暑いけど負けない、新しい革ジャンペイント始めます。
とってもロマンティックなオーダー頂きまして、内容は実質ほとんどおまかせです。
これはオーダー主様に最初にお見せする為に描いたイメージ案。
これはあくまでもイメージ出しなので形とか適当ですが、雰囲気はとってもいいですね。
オーダー主様が「空」というものをとても大事にされていることを感じたので、それを前面に押し出した構成にしています。
イメージ案の段階でも大変気に入って頂けたようなので、この感じで思いっきりやります。
色も爽やかでめちゃくちゃ綺麗な作品になる予定。
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いま半年間の絵画教室に月一で通ってます。
この間の日曜日が第3回目で、立方体と球体のデッサンでした。
最初先生に「五月雨さんにはこれは簡単すぎるのでこれを描いてもらおうと思うんで…」と、なんか一体何なのかもよくわからない不思議なモチーフを出してこられたんですが（笑)、「まったくそんなことないです！」と言って、他の参加者の方と一緒に立方体と球体とにらめっこしてきました。
基本的に光、もとい陰影を観察することに主軸をおいた絵画教室なんですが、立方体が立方体にならなくて、形を正確にとってるうちに陰影を落ち着いて観察するところまでいきませんでした。全然見えてこない。
以前にも書いたことがありますが、あたしはとにかく失敗することが出来ない子供でした。
簡単に出来そうなことだけやって、出来るやつの振りをしている嫌な子供です。自分の未熟に向き合う勇気がなかったのです。
だから絵の基本もきちんと勉強したことがなく、こんな基本的なデッサンのモチーフもきちんと書いたことがありませんでした。
（よくそんなのでここまでやってこれたなと我ながら感心しますが…）
今回教室の後「ああ、全く描けない！なんて情けない気分なんだ！」と言いながらも、それすらも楽しいと思っている自分がいました。
今まで逃げ続けてきた自分の弱さに、正面から向き合い真摯に取り組むということは、これほどまでに痛快なものなのかと。
去年から裸婦デッサン会にも半年に1度のペースで参加していますが、「ああ、こんなに描けない！！」と思う度、悔しいやら楽しいやらで。
未熟であるということは希望です。
活動を休止する直前の2015年末あたりから、精神的にもそうですが、技術的な面でもだいぶ煮詰まってしまっていました。
もっともっとと思う一方で、これ以上どうしたらいいのか、どうしたらもっと評価してもらえるのか、ブレイクスルーの鍵は何なのか、もう完全に手詰まり状態でした。
あたしにはまだまだ出来ることがある、追い求められる世界がある。
絵画教室やデッサン会に参加する度にそれを強く思うのです。
そして何より、不出来であることや未熟であることを、かつてのように恥じることない精神を手に入れたことは、あたしの人生における重要なブレイクスルーポイントでした。
あたしはもう、生き辛かったあの頃のように、出来る人間の振りなどしなくていいのですから。
いつだって、絵は人生を教えてくれます。
コースターが素敵。
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【当ブログについて】
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