fin.[ Queen's trial.革シャツペイント ] | 五月雨薫のDear.Rock'n'roll. 【生き辛さをブチ壊すアートのススメ】

五月雨薫のDear.Rock'n'roll. 【生き辛さをブチ壊すアートのススメ】

絵描き五月雨薫のブログ。
色鉛筆画とフルオーダーの革ジャンペイントをメインに、アナログスタイルに拘って活動中。
岡山で暴れ回っている美術モデルBambiとは同一人物。
表現活動を通してよりよい明日を提供することを生業としています。


今日和、サミダレカオルです。


先月末から何となく落ち気味だったんですが、決定的に調子を狂わすことが起こってから、この間までグソグソになってました。

昔よりだいぶ感情に振り回されない生き方を体得してきたつもりでしたが、どうしても駄目な時はあるのですね。

情けない気分でいっぱいでしたが、何とか戻ってまいりました。

それどころか、女子的なホルモンバランスの関係なのか、今日なんてむしろちょっとテンション高めです。




そしてそんな元気なタイミングを逃さないように、今回はついに完成したこちらを紹介いたしますよー。

今回は革ジャンでも革ベストでもなく、革シャツです。





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人はみな、女王の裁きを受ける。



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「 Queen's trial. 」 Samidare kaoru(2015)




「次オーダーが入ったら、10着目のペイントウェアになる」とブログに書いたところ、「じゃあ自分が」とオーダー下さいました。えらい男前です。

IMG_2002.JPG

今回のオーダーは、昔あたしが「女王の裁判」というイラストとあわせて描いていた「白兎のトランプ」をメインに使って欲しいというものでした。(このデザインでいくと真ん中の兎のカード)

それに加えて、「お尻の見えるアリス」と「羽の生えた猫」と、「蛙の召使」と「懐中時計」。有難いことにあたしの名前も大きく、お客様のニックネームなんかもご要望で入ってます。

今回は特に絵柄が可愛いものが多いので、色を渋めにして、男性の方が袖を通してもしっくりくるように気をつけました。


最初、兎のトランプはすでに1つのイラストとして完結している為、どうにもそれにこれだけ沢山の要素を付け加えるというのが難しく。デザインを起こす段階で結構時間がかかってしまいました。

散々悩んで、「ほかの提案もしてみようかな…」などという魔が差したあたりで、この「全てピクチャーカードにして並べる」というかたちを思いつき、一人狂喜乱舞。

良い感じにまとまってくれたと思います。

ちなみに最下部に入っている日付は、お客様のご希望された日付になっているので、ペイントが完成した日付ではありません。



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アップ画像。

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補色が良い感じです。

アリスのお尻がプリプリで可愛い。



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毎度時間がかかるあたしに寛大にお付き合い頂き、本当に感謝でいっぱいです。

自分のペースで、自分が納得出来るまでお仕事させて頂ける、こんな幸せなことはありません。

世界に一着の革シャツ、一緒にたくさんお出掛けして下さいね。

今回も本当にありがとうございました。


愛を込めて。

サミダレカオルでした。




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現在9月シルバーウィークの個展に向けての準備などの関係で、オーダーなど一時お休みさせて頂いております。

10月以降に本格的に作業、お渡しという条件で問題ない方に限り、ご相談お見積もりなどお受けいたしますので、「それでも構わない」という方はお気軽にご連絡下さい。(無論お早めに打ち合わせさせて頂いた方から優先的に作業させて頂きます)


全てのお問い合わせは下記まで。

unohanakudasi_kaoru★yahoo.co.jp (★→@)


【レザーウェアペイント参考価格】

背中一面:80,000円~95,000円

袖二の腕:45,000円~55,000円

(あくまでも参考です、内容により変動いたしますのでご了承下さい)