人間むいちゃいました。
今晩和、五月雨薫です。
寝たいけど眠くない。
お腹空いたし。
去年から最近にかけて、立体から平面から色々なところで顔半分むけちゃってる人物作品を見ました。
最初は「へー」とか「ほー」とか思って見ていたのですが、最近急に自分も描きたくなって。
だがしかし。
想像したらとても怖い。
あたしの絵のタッチでやっちゃうと実際問題どうなのよっていう疑問があったのと、単純に頭蓋骨と顔面の兼ね合いが把握しきれないでいたので保留にしてました。
どうしたら女の子のキュートさを全面に出しつつ、しっかりと死の影を忍ばせられるんだろうっていう、ここに凄く頭を使わなくちゃいけなくて。
あたしの絵はただ可愛いだけでも駄目だし、パッと見から全開でホラーでも駄目だと思っているのです。
画像三枚目は、描きはじめる前に剥けてる割合を「だいたいこのくらいかなー」って描いてみたやつです。
ゆるい。笑
実際に自分の絵に落とし込む作業をしていて、このモチーフを自分色にして取り入れている作家さんたちはほんまに凄いなーと思いました。
嗚呼、追いかけなきゃ。
ちなみにこれは"五月雨薫の"フライヤーにしようかなーと思って描いてます。
グッズにもなる、かも。
…あ、これ剥けてる方隠して見ると凄く可愛い子なので是非やってみて下さい。笑
†
ちょっと前にミュシャの画集をゲットしてから、暇さえあれば開いて見てます。
もう正直凄すぎて意味がわからない。笑
あらゆる面において群を抜きすぎている感。
ほんと頭の中どうなってんだっていう。
構成が半端ないなーというのと、人物描写が素晴らし過ぎるっていうのと。
あの人体の秀逸なラインが有する凄まじい生命感。特に手の表情の豊かさと、それが生み出している「体温」が異常。
あたしが目指すべき生命力ってここにあったのかー…!
っていう衝撃を見る度に受けてます。いくら見ても飽きない。
中学生の頃にロッキンジェリービーン氏に出逢ってから、あの人物の生き生きした感じに心の底から憧れてきたのですが、それと同じぐらい今凄くミュシャがあたしの中でキテいる。
完全に閉口する勢いだけどとりあえず努力しようと思いました。笑;
はぁ…。
自分に出来ることを、誠実に。


