浸蝕される脳内6 | 五月雨薫のDear.Rock'n'roll. 【生き辛さをブチ壊すアートのススメ】

五月雨薫のDear.Rock'n'roll. 【生き辛さをブチ壊すアートのススメ】

絵描き五月雨薫のブログ。
色鉛筆画とフルオーダーの革ジャンペイントをメインに、アナログスタイルに拘って活動中。
岡山で暴れ回っている美術モデルBambiとは同一人物。
表現活動を通してよりよい明日を提供することを生業としています。

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そろそろアクリルガッシュの出番だぜー!


しっかし氾濫してる感が全く無い、要素が少な過ぎる。
やっぱり引き出しが足りないんだろうなー。

あとあたしの中の「森」ってものをテーマにしようと思ったら、展示会場のファットショップさんとのコラボ感が無くなってしまった。

指針の問題だけど、これはやはりこの方向で許してもらうしかないよなー、描けるものしか描けないからなー…。





おはようございます、五月雨薫です。
最近ふざけて「ゴマダレカオル」って名乗ってたら「さみたむ」じゃなくて「ごまたむ」って呼ばれてました。


なにそれ可愛い。





ここからちょっとエグい話します。
苦手な人は今回はここまでだぞ☆




この前ヴィレヴァンで、死体のある風景?だっけ?っていう、ガチな死体の写真集を見ました。

事故でも病気でも自殺でも他殺でも、何かしら死んじゃってる人が転がってる光景を解説付きで載せてる本です。


ポップに「マジもんなので苦手な人は本当に見ないで下さい」って書いてたんですが(まあそりゃそうだ)、あたしが見た印象としてはさして死体というのは恐ろしいものでも無いなと。

結構自殺に使われてる道具が散弾銃なことが多くて、流石にそれ系はそれなりの事態になってるんだけど。


養老孟司先生も本で言ってたけど、死体って実際はそんなに怖いものでも無くて、ホラー映画なんかは怖く創ってるから怖いんだと。
確かにその通りだと思う。
身内が亡くなって一晩寄り添った経験がある人ならわかる感覚かなと。

だからあたしはリアルの死体写真は淡々と見れても、ホラー映画やスプラッター映画、無駄に人が死ぬアクション映画なんかは基本的に見ることが出来ない。

ちなみにあたしの絵は残虐なものを描くことが目的やテーマじゃないから、身体が吹っ飛んだりしてても自分では全く違う世界だと思っている。
ただこれは解る人にしか解らないと思うし、解る人だけ解ればいい。


死ぬっていうのは全ての終わりを意味してるから(物凄く狭義の意味でだけど)、普通に死んで眠っているような死体の全てから解放された安らかさっていうは、不謹慎かもしれないけどある種神々しいものさえ感じる。

ただ意図的な死っていうものをあたしは肯定しないってことだけは念をおしておきたい。




まあ必ずいずれみんな死ぬから。
最高の芸術品である生命って本当あっけない。




そういえばその写真集の中で、バラバラにされてトランクに入れられてた女の人の死体が出てたんですが、胴体が切られてたんですよ。
腹部から太股の付け根あたりまでの部位と、頭と脚が出てたのかな?

前に描いた道化のロケットの胴体がスパーン!ってなってたけど、わりとそのまんまでした。

「うっわ何気に自分よく描けてたのね」っていうのと「よく切ったな…」っていうのと…とりあえず信じられないっす。
心理的にも物理的にも、どうやったらあんなふうに人が切れるのか皆目見当がつかない。
これは人間として許しちゃいけないと思う。

やってる人間の感覚としては、食肉用の動物と一緒なんだろうかなあ。
でもそれならちゃんと食べなきゃ駄目だよ。



いや駄目だけどさ。










子供の頃はすぐに何でもトラウマになるようなやつだったのに、あたしもタフになったなあと思いました。

んー、

さして褒められたことでも無い。