術後1年9か月が過ぎました。
術後1年経過するまでは術前よりも
酷い痙攣状態が続いていましたが、
1年経ったころから徐々に軽減されて、
痙攣を気にせず日常生活が送れています。
完全消失までは、本当に
あと一歩のところまで来ている感じです。
私と顔面痙攣との付き合いも
終盤に入ったところで、
これまでの経過の中で
私なりに感じたことを何回かにわけて
ポツポツとまとめてみようと思います。
今回は
<手術して良かったのか?>
について。
術後ずっとひどい痙攣が続いて、
再発を示唆されていた頃の私は
手術して良かったという気持ちには
なれなかったけれど、
手術しなきゃよかった、
と後悔することもありませんでした。
「85%と高い成功率であるにも
かかわらず、残りの15%に
入ってしまったんだなぁ。」
というがっかり感が大きかったです。
もともとの性格がせっかちで楽観的。
石橋は叩かないタイプ。
よく考え計画立てて物事を進める
というよりも、進めながら考えるので、
あとであーあ。と
思うこともたびたびあります。
そんなワタクシですので、
手術しか根治しないと言われれば、
あれこれ思い悩むこともなく
発症からわずか半年で手術を
受けることを決めました。
手術自体、そんなに難しいものでも
ないんだろうと楽観視してたし、
執刀医が治してくれるというのだから
何も心配せずお任せしようと
これまた楽観的に考えてました。
そして発症から一年経たないうちに
手術を受けることとなったワケですが。。
まさか自分が15%の方に入るなんて
思ってもいなかったので、
手術のリスクについても
そこまで深刻に捉えていませんでした。
手術後、痙攣以外にも
飲み込み障害、味覚障害、声のかすれと
事前に説明を受けた
「起こりえるリスク」のほとんどが
自分の身に起って初めて真剣に
リスクに向き合うことになりました。
もっと手術前にいろいろ考えて
検討するべきだったかな?と反省する点も
一部ではあるものの(←次回、ここについて
書いてみようと思います)
あの勢いがなければ
決断できなかったかもしれない。
とも思うのです。
今回のテーマ
<手術して良かったのか?>に
ついてですが、
あのまま症状が改善できて
いなかったとしても、
手術したこと、後悔は
していなかったと思います。
症状がほぼなくなった今、
改めて強く感じるのは
「手術して良かった」というより
「手術しなければ今の自分は
ないんだな」という思いです。
なんだかテーマに対する答えに
なっていないような気もしますが…。
すみません。。。
次回、
手術前にもっと検討すべきだったな、と
反省したことについて
ポツポツと振り返ってみようと思います。
次回のテーマ<医師(病院)選び>
~追伸~
最近youtubeばっかり見て
しまうんですが、
脳神経外科の医師が
顔面痙攣について語る
チャンネルを発見しました。
「いつも予約でいっぱいで5分くらいしか
診察時間が作れないので、
みんなが知りたいことに広く答える
ためにチャンネルを作りました」
的なことをおっしゃってましたよ。
<脳神経外科医ちゃんねる>
気になる方はぜひ。