実は学生時代もう30年近く前、たまたま大学の構内に止っていた献血車で初めて献血をして以来、30代の半ばくらいまでは年2,3回、以降も1,2年に1回くらい成分か400かどちらかをしている。30年前は献血といえば200mlが普通だったので、400になると2回分にカウントしてくれたり、成分だと特別におまけをくれたり。ただ近年は、換金性高いものはそれ目当てに来る人が増えてしまうので、テレホンカードなどのおまけはどんどん姿を消している。
私も最近はちょっと不純な目的があって、だいたい健康診断の3、4カ月前に献血に行って、肝機能その他が変な数値になっていないか、いわば予習?のような目的で行っている。
成分献血はそれなりに時間がかかるので、仕事がある日は行きにくいし、休日は献血ルームがそこそこ混んでいて、30分以上待ってから問診などということも珍しくない。そんなこんなでタイミングが合わず、昨年は行ってないし、ここのところ2年に1度くらい。
そういえば今年もあと2か月もすれば健診。退院して数カ月、結構食生活も意識している(お酒は飲んでるけど)し、少しくらいは数値もいいのではないかしら、と考え先日、献血ルームを訪れた。C大病院での検査でも血液は検査してもらっているが、なんといってもこちらは腎機能中心。おまけで血色素量くらいは知ることができるが。
受付してもらって、タッチパネルで質問に答えていく。抜歯・歯石除去等の出血を伴う治療は・・・日数的にセーフ、海外在留経験・・・ありません、不特定多数の異性との・・・ありません。それにしても質問項目増えたなあ、などと進めていると、前回の献血から今回までの間に入院を伴う手術をしたか・・・あります。とりあえず出てくる画面に従って病名等正直に入れていく。
プリントされたものを事務員さんが持って行って医師の問診。若い先生が座っている。入院中お世話になったK先生よりもっと若いかな。P教授の後ろに座っている人くらいの若さ。
「サムさん、この手術、いつされました?」
「去年の10月です」
「う~ん、それだとちょっと。とりあえず、ガンの手術をした人は5年間は献血をお断りしているんです」
「そうなんですか。でも抗がん剤も何にも飲んでませんよ」
「まあ、赤十字の内規なんですけど、とりあえず一律ガンの手術をした人は5年は・・・」
そうなんだ。知らなかったなあ。こんなところでも自分が100%健康体とは言えないんだなあ、と痛感する。10年、いや5年前の自分に
「その体の状態は貴重なんだぞ」
と言ってやりたい。もうすっかり普通の生活、普通の食事をしている私ですが、ところどころ不自由なことがあるんだなあと感じました。
まあ、元々が不純な動機での献血だからしょうがないか。