10月21日 一応、会社関係のことは前日までに片付けて、今日から入院。はあ。不安と緊張の中、子どもたちが出て行って妻と二人になった8時15分くらいに、予約していたタクシーに乗って最寄り駅へ。 「入院の日は8時45分から10時の間に来て下さい」と言われていたが、朝イチは混むだろうと考え、9時40分頃に到着。身長体重測定(この1か月食欲なく2キロほど減少)、入院誓約書の提出など経て病棟へ。病棟では、この日の担当看護師というNさんが迎えて下さり、病室へ向かう。 Cクラスの個室を案内され、まずは手術前後のあれこれについて、事前に渡されていた「腎臓部分切除を受けられる方へ」のプリントに基づいて今一度説明を受ける。 Nさんの説明では術後ベッドから起きて歩くのもプリントに書いてあるより1日早かったり、微妙な違いがあった。 「前日に弾性ストッキングをお渡ししますので、手術前に履いてもらって・・これは手術後3日目まで着用してくださいね」 そんなに長いこと?鬱陶しそうだなあ。実は暑苦しいのにもおびえていて、弾性ストッキングってどんなものか、ネットで検索すればすぐ出てくるだろうが、苦しいことを予習するのは嫌になって、どんなものかまだ知らない。女性が履くストッキングみたいに長いものかなあ、ぴったりくっつくものかなあ、など想像する。 さらに、Nさんによる病棟オリエンテーション。共同となるトイレ、シャワー室の使い方、室内のテレビ等の使い方、手指消毒のルール、食事のルールなど。特に手指消毒については念入りに説明される。院内感染の予防に神経質になっている感じが伝わる。 「はい」と短く返事する私の横で、妻は「へぇ~、そんな風になってるんだ」「なるほど」など説明しがいのあるリアクション。さらに我々が気になったのは、以前にも説明された病院内窃盗への用心。病室を出てシャワーを使ってる間に盗まれることもあるとか。「ほんとに多いので気を付けて下さい。」とのこと。ただ、Nさんいわく 「サムさんはシャワーが使えるようになったらもうほとんど退院ですから」 なるほど。 ひとしきりNさんの説明が終わるか終わらないかの間に次々と病室に人がくる。主治医の説明は昨日B先生からあったが、 同じく主治医となるK先生から、入院治療計画の説明、輸血同意書(ある宗教用対策か?)、などなど書面を交えた説明、 手術室の看護師さんによる説明、 麻酔科の医師の説明(以前の方と違い、手術当日に担当される若い先生) 薬剤師による退院までの使用薬剤(手術中や手術後の点滴薬含む)の説明、 など、入院日イコール手術前日となるため、昼食をはさんで怒濤の説明ラッシュ。 一方で、もうしっかり入院患者なので、Nさんに血圧、体温など測られる。体温は6度4分と普段5度台が平熱の私にしてはちょっと高め。昼食も私の分は出るらしく、配膳されたものをいただく。そこそこ味は濃い。どうやら私は減塩食の指定は受けていないよう。妻は売店で買ってきて病室で。食事をしながら 「来る看護師さんみんな美人さんばっかりやん。サム入院中の楽しみができてよかったね」 などという。そんな余裕はありません。 手術室の看護師さんや麻酔科医の説明を聞いていると、どうやら私が「術後の痛みを恐れている」というのはしっかり入力されているらしい。麻酔科医さんに「痛み止めをどうするかは上級医としっかり相談しておきます」と言われた。また、寝相が悪く術後安静もどうなることか心配している点は「腰すべり症」と入力されているらしい。そこは否定しておきました。入院治療計画を見ると、術後、尿道カテーテルと尿路カテーテルを挿れます、とある。Nさんに確認。 「えっ?これって管が2本入るってことですか?」 「そうですよ。太いのと細いのと。やっぱり尿道の方は違和感っていうか 常におしっこが出そうな感じがして気になるっていう人は多いです」 う~ん、まあ挿れられるときは麻酔中だからわからないんだろうけど、あんなトコに2本も管が入るなんて・・・と不安が増す。と で、説明ラッシュが過ぎ去ると14時前にして何もすることなし。 家に帰ろうと外泊について2泊できるか確認すると、Nさんがちょっと困った顔をして「病院の規則で連続での外泊は無理なんですよ。今日外泊して、明日、一瞬来て貰って、また外泊ならいいですよ」とのこと。いかにも固いなあとは思うが、そのカタチをとることに。あらかた荷物を置いて、しっかり病室のカギを閉め、それをナースステーションに預けて妻とともに病院を出ました。 出た途端に周辺に居た全ての人の携帯の地震警報が鳴る事態。鳥取の地震。あ~、手術当日そんなことが起こりませんように。