もういい歳なのだが、母親は健在。80歳を超えていて、車で30分ほどの隣町で1人暮らし。
軽~く認知症気味で、私が毎週お薬カレンダーに毎日服む薬を入れに行っている。最近、自分が近所の人と週1回やっているレジャーである「ボーリング」という言葉が出てこないことがある、この母親に伝えるべきか否か。
また、車で2時間ほど離れた町に暮らす、理系の職業に就く3歳年上の兄がいて、彼は自身も怪我での入院歴があったり、自分の息子(私からみると甥)が幼児の頃大手術をしていたりして、病院のあれこれについては結構詳しかったりするので、いろいろと教えて欲しい・・・。
その兄に相談した上で、やはり母には言わずに通すことにした。入院ではなく、長期の出張で、
その間、お薬カレンダーは兄が入れに行く。考えすぎかもしれないが、母の年代で「息子がガンで入院」となればそれはショックだろうし、母親の性格からして手術が終わるまで毎日のように私や妻に電話してくる、あるいは無理をして私の家に来ようとするだろう(妻は毎日が大掃除になってしまう・・)。
ガンという病気、言葉も持つ響きについて、我が身に降りかかって初めてあれこれ考えるようになった。他人事だと「早くに見つかってよかったね」で済ましてしまうし、自分もそうなんだと思うんだけど、何事も100%は無い(稀に2cmくらいでもタチが悪いものは転移している、とか稀に大がかりな手術に移行してしまう、とか)。
周囲を心配させたくないという配慮なのか、単に自分が口にするのが怖いだけなのか。所詮は自分も古い価値観の人間なのか。いろんなことが試されています。