CT検査でほぼ結果を知ってしまった翌日、電車で1時間ほどの妻実家へ行く。一緒に晩ご飯を頂いて、タクシーと電車で家族全員で帰ってくるのが定番。
向かう電車の中でも、気がつくとスマホで検索ばかりしている。自分と同じくらいの症状の人はいないかな。自分よりもう少し大きく、あるいはもっと大きくなってから分かった人ばかりで、転移、再発等の文言も目立つ。
妻実家では、いつも明るい義父母のおかげであまりブルーにならずに過ごせる。
しかし、1週間以内にH先生の所へ行かなければならないのだから、さっさと妻には伝えた方がいいな、明日からまた休みなしで会社へ行くのだから・・・。
という訳で、夜、家に帰り着いてから荷物を洗濯機に放り込んだりタンスにしまったりと忙しくしている妻を呼び止める。
「おれ、ガンらしい」
「嘘やろ」
(これは関西育ちの妻にとっては「えっ?」と聞き直す程度の意味で強い否定ではない。)
・腎臓で血管筋腫以外の腫瘍と言われると、たいがいは悪性。
・ただ、今は4cm以内の大きさであれば部分切除で腹腔鏡もしくはロボット支援手術でそんなに大がかりな手術ではない・・はず。
などなどこの2日間で仕入れた知識を交えて説明。何はともあれ、近々H先生の所へ診断を聞きに行くので同行してほしいと伝える。
彼女がこのとき、ショックだったか、よく分からなかったか、その辺りは今でも分からないけれど変わらず明るくしてくれているので、とりあえず私も普通に家でも振る舞い、会社へ行くこともできたのかな、と思います。
で、その3日後、H先生から「結果を伝えるので来てください」との電話がかかって来、翌日、会社を休ませてもらって妻とともにH医院を訪れることになる。