寒さが和らぎ暖かな日差しがさす季節となりました。
今年も検診シーズンの始まりです。
フッ素洗口が学校現場に浸透してくると
本当に虫歯が減りました。
歯科の世界も様変わりし、虫歯を削って詰める治療から
そもそも虫歯にならない口の中を作り上げて維持すること。
そうして30代40代の働き盛りでも虫歯歯周病を予防して
最終的に高齢者であってもよく噛めてなんでもおいしく
食べられる状態を維持出来れば健康でいられ
健康寿命がより長く続いていける医療を目指すようになりました。
6年に一度の診療報酬改定も噛んで飲み込みやすい食塊形成を行い
食事がきちんと摂れるという単に歯牙のみ診るのではなく
噛めて飲み込めるお口の機能全般を診れるようにする改定が
行われました。
スウェーデンみたいにゆりかごから墓場までという健康管理が
これからの日本の目指す形なのかもしれません。