渡辺美里が好きだった。
彼女は今年でデビュー30周年なんだそうだ。
年の経つのは早いものです。
1966年生まれだから僕の3つ上。
彼女は一貫した創作活動やコンサート活動を
淡々とキープし続けている。
西武球場のライブもずっと継続してきた。
スタンスが演歌の人みたいだなーと思ったりする(笑)
POPS界の美空ひばりみたいな。
この人の一曲には「My Revolution」がダントツ多いのかな?
小室哲哉や岡村靖幸も多数楽曲提供している。
「サマータイムブルース」とか「BIGWAVEやってきた」とか
ヒットした曲も多い。
でも僕はこの一曲を迷わず挙げます。
「Birthday」
この曲、うまく時間軸がぼかしてある。
それが不思議と切なさを増幅させる。
別れた恋人を今、思い出して書いているのか、
今、将来に別れが来るかもしれない恋人のことを
思って書いているのか、混乱してしまう。
今と未来が入り乱れているような不思議な歌詞。
人ごみの中で良く似たシャツ見るたび
振り返ってしまうよ、泣きたいぐらい君が好きです♪
別れてしまった恋人を思って
今、振り返っているようにも感じる。
いつの日か私、あなたと違う優しさ、選ぶでしょうか?
誕生日おめでとう、Happy Birthday to you♪
出会いと別れがどんなにあやふやで、はかないものか
分かっているけど、今、精一杯、誕生日おめでとう。
そんな様にも聴こえる。
二度目に出てくる歌詞はこう変わっている。
いつの日か私、あなたと違う優しさ、選ぶでしょうか?
今でもあなたにHappy Birthday to you♪
オザケンの「いちょう並木のセレナーデ」も同様で
普遍的なことを
優しいメロディーに乗せて
現在と過去と未来が交差していくマジックにはまってしまう。
是非チェックしてみて下さい。