★ネタバレ★「愛と誠」~「コント?」の段 | 思い入れ★ホームシアター★日記

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わ~い。ついに我が家にホームシアターが・・
6.1ch 80インチスクリーン。
その驚きの臨場感!!近所の皆さんごめんなさい。m(_ _)m

早乙女愛、僕は君の為なら死ねる by 石清水弘


当時はそれなりに真剣に読んでいたけれど、今、思い出して

みるとあまりにもバカくさい漫画であった。


そのバカくさい漫画をミュージカル仕立てのコメディー(?)

で、再映画化すると聞いて早速見に行った。


いやいや、これがなかなかの傑作


原作を読んでいた私にとっては、このマンガを真剣に読んで

いた事自体がこっぱずかしくなるような茶化し方だった。


勘違い乙女の早乙女愛の武井咲(←初めてこの映画で彼女が

適役だと思った(^_^;))、完全なるストーカーの石清水弘役の

斉藤工。ガム子の安藤さくら。蔵王権太に至っては、なんとおっさん

井原剛志に高校生役をやらせてしまっている。


その誰も彼もが、キャラが立ちすぎて怖いくらい。

逆に主役である誠の妻夫木聡が普通過ぎて何だか影が薄い。


監督は、三池崇史さん


故に悪の花園、花園実業でのけんかシーンは、

まんま「クローズZERO」

けんかシーン、なかなかすごかったです。

そして、荒廃した高校の様子がビジュアル的に受けました。


ただ、全体的には、ミュージカル仕立てにしては、ちょっとテンポが

悪かった気がする。

どの歌もフルコーラスだったのよくなかったんじゃないかな。

歌われた曲も、初めて聞いた時は、大爆笑だったんだけど、

再三、TVやネットで公開されてたんで新鮮味に欠けたような・・。

もっと短くして、曲数増やして欲しかったです。


そして、これ。

リアル「愛と誠」世代以外の人が見てもあまり面白くないん

じゃないかな~。

純愛映画というよりは、どっちかというパロディー映画のような

ものだったんで。


音楽担当の小林武史さん、脚本の宅間孝行さん、そして、

三池監督。

まさに「愛と誠」リアル世代ならではの切り口の映画ですね。

なので、もちろん私も十分楽しめました(^o^)丿。


ところで、冒頭、誠が「情熱の嵐」を歌ったバックにあった

”新宿の目”


私には、懐かしいけど、今、ここで待ち合わせしてる人っているの?

いや、それどころか、その存在を知っている人ってどのくらいいるの?(^_^;)


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