★スタンド・アップ★~「セロン。またまたやってくれました!」の段 | 思い入れ★ホームシアター★日記

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わ~い。ついに我が家にホームシアターが・・
6.1ch 80インチスクリーン。
その驚きの臨場感!!近所の皆さんごめんなさい。m(_ _)m

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シャリーズ・セロンは、やっぱりすごい。
あんなにキュートで可愛くて、スタイル抜群なんだから、
おしゃれな映画に出て、ただ微笑んでいれば、それだけで
そこそこヒットするんだろうに、そうじゃないとこがさすが。
「モンスター」で肉体改造して、激太りの役をやったかと
思ったら、今度は、化粧っ気もなく、鉱山でススまみれ。
でも、相変わらず可愛いんだよね。これが。
そして、相変わらず強くってステキ。
この映画のシングルマザー役も実に良かった。
ほんとたくさんの元気や勇気をもらって来ました。
【内容】
暴力夫から逃げ出し、故郷のミネソタに帰ったジョージーは、
2人の子供を養う為に、給与の高い、鉱山で働き始める。
しかし、そこは、女性が働くことを嫌う男の職場。
彼女は、そこで想像を絶するセクハラに合う。
実話を元にした映画だそうだけど、たった10年前の
ことなのに、あんなひどいセクハラがあったなんて、まずは
驚ろき。
映画は、そんなセクハラに真っ向から対決する女主人公が
勝利を勝ち取るまでを描く。
会社に抗議すると、解雇を言い渡されたり、同僚の女性達が
自分の生活を守る為に誰も同調してくれなかったり(逆に非難
されたり・・・)そして、ラストの裁判シーンでの弁護士同士の対決。
・・とストーリー的には、よくある展開なのだけど、でも、ほんとに
感動させられた。
どちらかというと、セクハラ裁判よりは、家族愛がテーマなようで。
父親の集会での演説。息子との交流。そして、友人夫婦。
何度も泣かされました。
原題は、「North Country」
邦題「スタンドアップ」の意味は、映画のラストでわかる。
映画の感想サイトなんか見ると、邦題の方が良いっていう
意見が多いみたいだけど、私は、原題の方が良かったような気が。
要所要所ではさまれる、雪景色した鉱山の空撮。
雪に閉ざされた閉鎖的な町。これもこの映画の重要なテーマの
ひとつだった気がする。
残念だったのは、「THE有頂天・・」に、お客さんを取られたのか、
あまり、お客が入ってなかったこと。
それから、男性がほとんどいなかったこと。
まあ、テーマがテーマだけに、なかなか見る気にならないのかも
しれないけど、地味だけど、ほんと感動的な映画なんで、
一人でも多くの人に是非見て欲しいですね。