こんにちは、メグミです。
調子どうですか？
フランスは、春の落雷なんかもありますが、
大分暖かくなってきて、光も増えて嬉しいです。
今日のお題。
『本当のラッキーは、蒔いた種を自分で刈り取らせてもらえること』（長っ）です。
人生をやっていると、なぜか立場が逆転することがあります。
生きてきた中で「あれ？私コレ逆の立場でやってた！
」
気づくことありませんか？
気づけたこと。
それこそが、最大にラッキーなことです。
今日は、例をだしてお話しします。
とある二組のカップルがいました。
どちらのカップルも、夫や妻に不満を抱えていました。
２カップルで、子供も一緒に連れて遊びにいくなど仲良くしていましたが、
それぞれの片方の女性と片方の男性が、男女の関係になってしまいました。
二人はそれぞれ離婚し、それぞれの連れ子を連れて再婚しました。
新しい家族を築いてゆくのは、簡単とは言えませんでした。
それぞれの連れ子との関係もありました。
新しく夫になった男性は、新しく妻になった女性に
「浮気されるのでは？
」と、疑心暗鬼になり、嫉妬心から
時間管理、友人管理、
着るモノから、
お化粧に至るまで束縛
するようになりました。
奥さんは、そんな男性に窮屈を感じましたが、
なんとかそれでも、夫婦には、新しく子供が生まれ、
外から見れば、何の問題もないように感じられる家族でした。
25年の月日が経ちました。
喧嘩をしたり歩み寄ったり、順風満帆とは言えない日々でしたが、
ここまでなんとかやってきました。
連れ子二人はもう家を出ており、
新しく授かった三人の子供のうち、家に残っているのは一人だけでした。
一番下のその子も、まだ学生ですが年齢としては成人しました。
でもだんだん些細なことから、家庭内の喧嘩が目立つようになりました。
長年のお互いへの不満や疑心が渦巻くようでした。
『もう、無理っ』
妻は、夫と別れることを決意しました。
初めての決意ではなかったけれど、今度こそは本気でした。
家庭内での会話はほとんどなくなり、何か月間も夫婦は
口をきかずに過ごしました。
そして離婚が成立し、妻の引っ越し先も決まりました。
そんなある日、夫が言うのです。
「お前の友達と浮気している」
妻ははらわたが煮えくり返る想いでした。
なんでよりによって私の友達と？
（元）夫の裏切りが許せないのか
友人の裏切りが許せないのか、自分でもよくわかりませんでした。
もし彼女が、少し怒りが収まった頃にでも、
自分は今『逆転した想いを経験させられている』と気づけたならラッキー
です。
気づけることが出来たら、その学びは終わりました。
人は、死ぬ間際、走馬灯のように人生を振り返り、自分がしたこと
想いと共に、自分が相手にした嫌な気持ちも体験すると言います。
生きているうちに、その想いを経験できて、清算浄化できるなら
それが一番です。
「いつか自分が誰かにしたことだったんだ
」
気づけると、人は赦すことができるようになります。
相手を。
なによりも自分を。
色々赦せるようになると、言動が変わるので、それらは美徳となります。
だから、その時気分が悪かったとしても、ものすごくどん底に思えても
気づかせてもらえる機会が訪れたことは、とてもラッキー
なことなんです。
気づけなければ、また同じ学びが何度でも人を変えてやってきます。
同じことを繰り返した夫さんには、まだ別の学びがあるのかもしれません。
もしくは、同じ想い（友人に自分の彼女さんなり奥さんなりを奪われた想い）を、
過去生を含めたいつかにしていたのかもしれません。
もっというなら、同じ男女の組み合わせで『今度は自分がこの役割をするよ』
と、決めてきていた可能性もあります。
人は、生まれる前に決めてきたプログラムをこなしています。
嫌な想いをしている今がチャンス。
蒔いた種が刈り取れたら、その後には必ず新しい花が咲きます。
読んでくださって、ありがとうございました。