無事に！
夫がニューヨークにあるコロンビア大学のデータサイエンスを卒業し、
イギリスのオックスフォード大学に入学しました！
(↑これは、コロンビア大学の卒業式の写真と動画。卒業式がノリノリなのもアメリカっぽい)
ここまでの道のり、長かった。。。
この数年間、側で見ていましたが、
夫はものすごく頑張りました！
本当にすごいと思うし、
これまでの出来事を
何年か経った後に振り返られるように
そして、ちょっと恥ずかしいけれど、
この機会に夫への想いも
残しておきたいなと思ったので。。。
私から見たここ数年の夫について、
ブログに綴ってみました。
夫が留学をしようと決心したのは
私たちが結婚式を挙げた次の日。
つまり、2016年の秋。
それから夫は、
働きながら勉強を続けていきました。
仕事から疲れて帰ってきた後、毎日試験勉強。
それ自体も大変だったと思うけれど、
アメリカの大学もイギリスの大学も、
日本の受験とは全く違うので、
そういう意味でも苦労しました。
欧米の大学は、テストの点数だけでなく、
日本での大学の成績や
これまでの経歴や活動の内容も見られるし、
（今までどんなボランティアをしたかとか、社会的な活動も見られるらしい）
エッセイと呼ばれる小論文で
思考力や自分の考えをロジカルに伝えること、
他の人とは違う個性も求められる。
こういった書類とテストが一次試験。
それが通ったら二次試験で、
各大学の面接に呼ばれるのだけれど、
そこでも英語力やプレゼン能力だけでなく
「是非うちの大学で学んでほしい」
と面接官に思わせる人間力も求められる。
そういった試験をくぐり抜け、
ご縁あって、
2018年の秋からコロンビア大学のデータサイエンスに、
2019年の秋からオックスフォード大学のMBAに入学できることになりました。
でもコロンビア大学に入学してからも、
様々な試練がありました。
試練その①
１年半のプログラムを１年で卒業しなければならない。
2019年の秋からオックスフォード大学にも留学することになったので、１年半のプログラムを１年で卒業しなければならなくなり。。。
他の生徒よりも短期間でたくさん授業をとることに。
アメリカの大学って、とにかく宿題が鬼のように出るので、
授業が夜の21時ぐらいに終わった後
（社会人も通えるように、夕方からの授業が多いため、こんな遅い時間まで授業があるのです）
家に帰ってから宿題をするので、
毎日のように深夜３時とか４時ぐらいまで勉強をしていました。
試練その②数学、プログラミングの日々
コロンビア大学のデータサイエンスは、
ガチ理系の学部。
なので、世界中から数学やプログラミングが得意な猛者が集まります。
実際に、アメリカ人よりも
数学やITに強いインド人や中国人が多かったそう。
そんな中、夫はもともと文系で、
プログラミングは独学で学んだ人。
よくその環境で頑張ったなぁと思います。
本当、偉いよ・・・。
私だったら、猛者たちと毎日数学とプログラミング漬けの日々を送ると想像しただけで、うつ病になりそうです。
試練その③日本人は夫だけ
先ほども書いた通り、
アメリカだけでなく、ヨーロッパやアジア、アフリカなど、世界中から学生が集まりますが、日本人は夫ひとりだけ。
まさに、完全に外国人だけの世界で
元文系の夫が、理系の学問を新しく学ぶって
想像以上に大変だったと思う。
さらに授業の中では、
グループワークなどもあり
様々な文化や価値観を持つ人たちと
一緒にプロジェクトをしなければならない。
約束を守らない人がいたり、
意見ばかり言うけれど実際に動かない人がいたりと、
これも見ていて大変そうでした。
試練その④試験勉強をしながら、オックスフォード大学の留学準備と引っ越し準備をした
８月中旬までコロンビア大学の授業&試験があり、
９月１日にはオックスフォードに引っ越さなければならない。
試験勉強をしながら、
別の国に引っ越す準備と、留学準備。
さらに会社での業務。
今考えても、過酷すぎる。。。
そんな中、私が病気の治療の為、
日本に一時帰国をして、
この一番大変な期間に手伝えなかったので、
めっちゃ辛かったと思う。
夫よ、ごめんね。。。
日本とニューヨークで離れていても、
夫とは毎日電話をしていたのですが、
実はこの時期、しょっちゅう夫婦喧嘩をしていました。
今思えば、夫も心身ともに余裕がなくてイライラして当然だったよね。
その辺りも配慮できず、申し訳ないことをしたなぁと今更ながら反省です。
そして、そんな数々の苦労を経て、
先日、無事にコロンビア大学を卒業することができました。
最初は、授業についていくのが大変だったみたいですが、
コツコツと努力を続け、
最後はオールAの成績で卒業することができました。
いくつかの授業はA+もいただくことができ、
夫としても悔いのない学生生活となったようです。
冒頭の繰り返しになってしまうけれど、
ここ数年間、夫は本当に頑張った！！！
その努力は素晴らしいし、
私には絶対にできないこと。
心から尊敬するし、夫を誇りに思います。
本当に、お疲れ様！！！
そして、オックスフォード大学入学おめでとう。
これからも新たな試練がたくさんあると思うけれど、私も側でしっかりサポートしていきたいと思っています。
イギリスでも、これまで以上に妻業も頑張ります！！！