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日本最大級のニュースサイト、
ヤフー・ニュース。
私は政治や国際などのお堅いニュースからエンタメとかアホみたいなニュースまで幅広く配信しているヤフー
・ニュースが大好きです。
この本はヤフー・ニュースの編集者が、どんな風にヤフトピを作っているかなど、ノウハウやエピソード満載で面白かった。
そもそもヤフー・ニュースは
通常のメディアと違い、記者がいない。他社メディアのニュースを24時間、ピックアップして見出しをつけて配信しているのだ。
面白いのが、編集部とか聞くと
電話が鳴り止まなくて、バタバタしてて。。。ってイメージですが、ヤフー・ニュース編集部は実に静からしいです笑。
私達の間でも、ヤフトピに載ることは
最大級のネットプロモーションとも言われている。
というのも、ヤフトピそのものや、その記事の関連情報に取り上げられると、アクセスが集中しすぎて、リンク先のサーバーがダウンするほどの影響力ゆえ。
企業の広報宣伝部の人からヤフトピに取り上げてほしいという依頼も多いらしい。
でもヤフー・ニュース編集部はニュースの信頼と価値を失う恐れがある為、「トピックスを宣伝のために使ってはならない」という大前提を徹底しているそう。
それを聞いてなんだか安心笑。
とはいえ、ヤフトピに取り上げられやすいネタの傾向はあるんですけどね。
あと、面白かったのが、
アクセスのピークの時間帯が三つあること。
一般的な社会人のリズムに合わせて波があり
午前8時から半まで。
午後12時から半まで。
午後5時から6時半まで。
トピックスへのアクセスの多くが、社会人なんですね。
あとヤフトピは堅いニュースから柔らかいニュースまで幅広く配信しているけど、同じジャンルのトピックスは二本までって決まりがあるそう。
特定のジャンルに話題が偏らないよう、幅広い話題を提供することを心がけているのだとか。
でもアクセスが多いジャンルは下記順番らしい。
エンタメ
国内
スポーツ
地域
経済
海外
サイエンス
コンピュータ
私はエンタメ、国内、経済、コンピュータをよく見る。
コンピュータが一番人気がないのは、ネットに携わる者としてちょっと寂しいな

あとヤフトピはスペースの関係もあり、13文字に凝縮してニュースの概要を伝えています。
でもこれ、スペースの問題だけじゃなくて、ちゃんと根拠があるのです。
京都大学大学院の研究によると
一度に知覚される範囲は9~13文字らしい。
PRの原稿書いたり
キャンペーンのタイトル作る時とか
この13文字を意識するといいかも。
あとこの本で私が刺さったフレーズ。
「ニュースに関わるということは世の中を良くすることである」ということ。
どんなに素晴らしいモノやサービスがあっても知らなかったら意味がない。
人の人生をちょっとでも良いモノにするきっかけが、ニュースをはじめ広告やメディアだったりするのだと思うのです。
昨日もブログに書いたけど
世の中に正直に、世の中に役に立てるように
「仕事しててよかったな」と思える仕事をしていきたいです。
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