引き続き、休日はアート散歩にくりだしてるさめこです。
先日、アート散歩をしながら思ったこと。
同じ意味わかんない現代アートの作品でも
「なんか楽しい♪」「なんかパワー感じる♪」
とワクワクドキドキするものと
「ほんっと、意味分かんないんだけど!・・・時間と入場料返せーっ」
とテンション下がるものがあること。
ちなみに先日行った21_21デザインサイトの展示は前者でワタリウム美術館のは後者だった。
この差はなんなんだろう?
前者は
もしかしたら自分の楽しいと思うことを追求した結果、そうなっただけかもしれないけど、
見た人を楽しませたいというエンターティナー性を感じた。
逆に後者は自分が作りたいものを作って、
「分かる人には分かるかもね。ここまでついてこいや。」
みたいな自分中心で、上から目線な印象を受けた。
で、思ったのが
私も仕事で後者のようにならないように気をつけねば。ということ。
広告ってユーザーに届けて、心動いてもらわなきゃなのに、こっち(クライアントや代理店)がやりたいことで作っちゃダメ。
でもついついクライアントのことを考えていると、ユーザーよりそっちの方を向いてしまいがちなのです。
ただ、幸いなことに
私が携わっているインターネット広告って、実際この広告を何人が見たかとか、さらに何人が実際に購入したか、クリックしたか、どれくらいクライアントサイトを回遊したかの滞在時間や、離脱率、サイトで人気のあるコンテンツ・人気がないコンテンツがどれか、などなどしっかり数字で結果が出ちゃう。
だから
自分がやりたいこと
とか
クライアントがやりたいこと、伝えたいこと
に寄りすぎず、
ユーザーがどうやったら楽しんでくれるか、動くかを優先的に考えなければならない。
ユーザーがもっと見たい!もっと知りたい!使ってみたい!買いたい!と思う広告ってなんだろう。を考える。
且つ、ちゃんとクライアントの商品におちる企画でなければ採用されないので、
ユーザー(消費者)も
クライアントも
みんなハッピーになれるよう考える仕事。
そう考えると、
みんなを幸せにする幸せな仕事なのかもしれない。
と思った。
大変だけど、頑張ろう。