この阿蘇山の山奥にある温泉は、

この18切符旅行の中でも、とても印象深い思い出。



車でしばらく行った所にある、

地獄温泉 清風荘。






温泉が、4つぐらいあって、

すべて離れている。

一つの温泉入って、服着てテクテク歩いて、

また別の温泉入る。

という形で温泉巡りできる。



そのうちの2つが露天で、すごく良かった。


一つが「仇打ちの湯」



すんごい名前ですが、

シンプルで、オープンな温泉だった。



丸太小屋のような建物があり、

男子は一階、

女子は木造の階段上っていくと脱衣所がある。

しかもその脱衣所から、男風呂が丸見え(笑)

こんなんでいいのか。。。


身を乗り出せば、男子の脱衣所も見れるぐらいの

セキュリティ。笑


でもそれはそれで便利で

着がえながら弟に

「そっちどぉ?」

「○時に待ち合わせね~!」

と話せるから楽チンだった。

男風呂はそんなんだったが、

女風呂も女風呂で、

温泉が脱衣所から遠かった笑。



裸で長~い木造の通路歩いていくと、やっと露天風呂がある。






年末の夜なので、

寒さに震えながら、露天風呂に飛び込むと

頭上には、三日月が見えた。



きーんと寒い冬の夜、

あったかい白濁のお湯に浸かりながら、

月を眺め、幸せな気持ちになった。




もう一つの露天風呂はすずめの湯。


すご~く広いし、田んぼみたいに

四角い形の温泉が連なっていた。


そしてナント混浴w

大きいバスタオルもないし、

マッパで入る勇気もなく、

私は入らなかったけど。。。



その間、

弟はお風呂の中で友達を作っていた笑。

連絡先を交換していて、


なぜか私も、会った事ないのに、その弟の友達とマイミクすることになった笑。

旅って、いろいろあります。



温泉でさっぱりした後は、夜ご飯ドキドキ


このお店が素敵だった。





まず何が素敵かって、このお店の内装&外装。

昔の民家を改造したお店で、懐かしい雰囲気とアジがある。

日本昔話に出てきそうな、山奥のおうちみたいな

白川郷のようなイメージ。






そして、お料理もおいしいのはもちろん

楽しかった。

お店の中に川があって、料理は流れて運ばれてくる。

すごいのは、私達のテーブルの前にちゃんと止まること。

いろいろ仕掛けがあるらしいです。





さらに、庵に串料理さして

焼いて食べるのも初めての経験で面白かった。





そして店員のおばあちゃんが、

食べ方とか作り方、お店のオーナーの話、

いろいろ丁寧に教えてくれた。



すごく可愛いおばあちゃんで、

和んだ。うまく言えないけど、

ポジティブオーラ出まくりのおばあちゃんだった。

弟はこのおばあちゃんをすごく気に入ってしまったようで、

一緒に写真を撮っていた笑。



そのおばあちゃんの話によると

このお店のオーナーが、ここに

昔の民家を改造したこういうお店を作りたい!!

と言って開業したお店だそう。


遊び心満載で、昔の古き良き日本のあったかい文化を

感じさせるお店。

外国人の友達を連れていったら、きっと喜ぶだろうな。

そんなお店。



このお店作ったオーナー、

ってきっと素敵な人なんだなと思う。





私と弟は、

この阿蘇山の山奥の温泉と

このお店とあのおばあちゃんににえらく感銘を受けた。



帰りの車の中では、もっぱらそのネタで延々語り合ったほど。