S子とY子がエアーズロックに旅立った。
エアーズロック行ければ行きたいけど、プラス10万の出費は痛い。
お金がない私とYちゃんはケアンズにて別行動。
私とYちゃんはラピュタのモデル(になったと言われている・・・けど絶対違う)
パロネラパークに行ってきた。
お城の中は熱帯植物が生い茂る。
テンションが上がる私。
パロネラパークとは、パロネラさんが作った古城。
パロネラさんが小さい頃から持ち続けた「自分のお城を作る」という夢を実現させた場所。
スペインからオーストラリアに渡り
何十年もかけて資金を貯め
何十年も月日をかけ城を建てた。
これってものすごいこと。
そんな彼の城には様々なメッセージがこめられている。
城の入り口の噴水には
「自分の夢を再認識しなさい」というメッセージが。
大好きな奥さんを想い「恋人の道」や
可愛い娘の誕生日に作った池。
来た人を楽しませようといろんな所にしかけもいっぱい。
入り口付近の滝とつり橋。
パロネラさんはこの滝を見て
「ここに僕だけの城を建てよう!!」と思ったそう。
彼は、城の建築途中で何度も挫折しそうになったという。
その度にここに足を運んだそう。
というのも、この道の先にはさっきの滝が見えるようになっていて
この先にはパロネラさんが思い描いた夢が見えるようになっているからだ。
ここに立って初心を思い出して、また夢に向って努力したそう。
愛や夢にあふれたお城だった。
でも私は、その夢の再認識をする噴水の前で
言葉にはできないけど
なんだかすごく悲しい気持ちになってしまった。
パロネラのように強い思いって自分にはあるのだろうか。
私の夢ってなんだろう。
なんだか分からなくなって、悲しくなった。
でも、自分のこれからのこと、考え直すきっかけになった。
パロネラパークのおかげか分からないけど、
帰国後、なんとなくだけど方向性が見えてきた。
この先のことを思って仕事やプライベートに取り組むと
気持ちが違ってくるんだって最近実感した。
日々、目標を持って頑張ろう。
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パロネラパークの次は、松野明美並にうるさいガイドに連れられ、
カモノハシが住んでいる池に行ったり(結局カモノハシ出ず)
オージービーフのシチュー食べたり。
隣の席に座ったご夫婦とデイナーをご一緒した。
その夫婦は学生時代に山岳部で知り合って結婚したんだって。
ステキ☆
新婚旅行のインドの話や、娘さんの話をした。
娘さんが私達と同じくらいの年ごろだそう。
そんな何気ない出会いもステキだった。
その後、土ホタルを見に行ったり、
星空を見に行った。
満点の星空だった。
高校の時歩く会で見た、ダイゴの星空には勝てなかったけど
ガイドさんが、あそこにおうし座が・・・とかたくさん星座を教えてくれて、
小さい頃、星の本を持って星座を探していた私としては、
ステキな時間だった。
ガイドさん、うるさいとか思ってごめんなさい。
その後暗闇の中、懐中電灯片手に、
ラピュタに出てくるような巨大な樹木を見に行った。
いきなりどこからともなくラピュタの音楽が流れてきて、
それに合わせて、暗闇から巨大な樹木のライトアップが浮かび上がって来た時はさすがに驚いた。
日本人しか分からないであろう演出にビックリだ。
帰り道は、酔い止めバンドをつけたにも関わらず、
完全に車酔い。
いろは坂もビックリなくねくね道に耐え切れず、一度バスを降りたほど。
というのも、300回ぐらいカーブがあるのだ。仕方ない。
気持ち悪くなり疲れ、
目覚めたらホテルに着いていた。
バスの中は私とYちゃんとガイドさんの3人。
昼間マシンガントークだった、ガイドさんがいつの間にか
静かな人になっていた。
「いつも帰りのバスではガイドモードは終わりにしているんです・・・。」
話を聞くと、ほとんど休みがなく、毎日パロネラパークに行っているそう。
いくら好きな所、ステキな所とはいえ、そりゃキツい・・・。
「ガイドさんって毎日大変ですね。」としみじみYちゃんが言ったら
「大変です・・・。」と言ったらしい。
・・・ガイドさん、あなたも苦労しているんですね・・・涙。
昼間はあんなに邪険に感じていたガイドさんに対し、
そんなこと思って申し訳なかったなぁと反省した。
そんないろいろ考えた1日でした。
続く・・・♡