以下大学3、4年の時に書きました。
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<人は魂を磨く為に様々な経験を積まなければならない。 by江原啓之>
私は普段めったに怒らない。口論することなんてめったにない。
そんな私がキレまくったエジプト人って・・・やっぱりスゴい(笑)
旅行経路:カイロ→ルクソール→アスワン→アブシンベル
ルクソール。
壊れたレンタルの自転車こいで、
事故りそうになりながらもなんとかこの遺跡にたどり着いた。
ルクソールライトアップ。
アスワンの遺跡と空。
空がビックリするほどキレイ!!
アブシンベルの巨大ダム。
■飛行機到着後
意気揚々と空港から出た私と相方JJ。しかし・・・
「俺のタクシーに乗っていけ」
と迫るエジプト人に囲まれる。そして私達カモをめぐってケンカが勃発・・・。
「助けてポリスマーンo(;△;)o」って助けを求めても
ポリスマン・・・「へ・・・!?俺カンケーないし・・・」
って反応。全く役に立たない ガクガク((((;゚Д゚)))ブルブルwwww
エジプトはタクシーから食事、ホテル、船まですべてが交渉制。
もうボラれてるって分かってたけど、交渉してもみんなグルでいうこときかないし、
倍以上払って、ギザのホテルまで向かった。
格言1:ギザのGはグッタリのG
ピラミットとうかうか乗るとぼったくられるラクダ。
■カイロは思ったより寒い・・・チーン
ガイドブックには半そでとロンTがあればオッケーみたいなことか書いてあったのに、いざ来てみたら、
エジプト人・・・
セーター着てるんですが・・・
コート着てるんですが・・・
私達Tシャツばっかりもってきてるんですが何か?
水着持って来てますが何か・・・?
また、エジプトは電車が時間内に来なさ過ぎる
というのも私達、早朝4時の電車に乗るべく3時半からホームでスタンバイ。
・・・なのにいつまで待ってもこない。
壁も全くないところで黙々と待っていても寒くて辛い。
私たちはあまりの寒さに狂い始め、なぜかショーンポールを口ずさみながら踊りだした。
これは意外に体を温め、軽く汗ばむほどだった。
すると「ダンシーング?!」
となぜだかわらわら集まってくるエジプト人達
エジプト人は人懐っこい国民性のようだ。
結局電車が来たのは2時間後だった・・・
格言2:一枚のコートよりクラブミュージック
ピクニックをするエジプト人。写真を撮っていることがばれると、お金をせびられので
こっそり撮るのに必死(笑)
■寝台列車は命がけ
寝台列車にドアがない・・・チーン
隣の部屋のジャーマニーのおっさんがニタニタしながら部屋に入ってくる。
「寒いから一緒に毛布で寝よう」とか言ってくるし!
はっきり
「ノーセンキュー!!」って言っても
「はいってくるな」と何度言っても、懲りずに何度も来る。
寝ている間に襲われる・・・という恐怖と
隙間風どころじゃない冷風で寒くて寝れない・・・毛布もなんにもないし・・・
ていうか、そもそもベットないけど(笑)
ジャーマニーのおっさん対策で入り口の前にテーブルとトランク2個重ねて道封じを試みた
寒さ対策では私は11枚服を着るという神業をやってのけた。
3周りも大きくなった私をみてジャーマニーのおっさんもなえただろう。
ドアがない・・・襲われる・・・自分の身を守るって大変だ。
■道路の横断も命がけ
エジプトは信号がない
時々ある信号はオブジェ。
みんな自己中だから、人がいてもブレーキを踏むという発想がない、けたたましいクラクションをならす。そのため、町は常に騒音に包まれている。
横断する際は、スピードをゆるめない車をよけながらひたすら走る。
怖い・・・何度「死ぬーーーガクガク((((;゚Д゚)))ブルブルwww)」と思ったことか。
また、太ったおっさんを盾にして渡るという術を習得した。
■バクシーシ欲しさ
エジプト用語:バクシーシ
エジプトでは裕福な人は貧しい人に恵んであげましょうという考え方が存在する。その為に支払われるのが、バクシーシとよばれるチップのようなモノだ。
エジプト人の90パーセントがボロうとする。
(1)子供
「ヘイ、マダーム、バクシーシ!」
「ジャパニーズ、バクシーシ!」
と言いながら手を出してくる10人ぐらいの子供に囲まれ、追いかけられる。
軽く鬱になる。
(2)遺跡につきもののオヤジ達
いきなり近づいてきて、頼んでもないのに遺跡を説明し無理やり聞かせ、最後にバクシーシをねだる
(3)最初の値段+バクシーシを要求してくる事なんて序の口。
いろんなシーンでボロうとする。
ある日船にのった時、岸に到着する直前、船に乗る前に交渉した料金プラス高額なバクシーシを払わないと船から降ろさないという。
あまりのしつこさにキレた私は船長に渡したお金を奪い、船から飛び降りようとして、エジプト人に止められた。さすがにエジプト人もこれ以上要求してこなかった(✿ฺ-ω-)
私、病んでます。
ルクソールのこのオヤジ、「小銭がない」とかいっておつりくれなかったヽ(`д´)/www
結構ぼったくられた気がヽ(`д´)/www
(4)お土産屋のオヤジ
「ホントに2ポンド?」
「イエース」
「絶対2ポンド?」
「ホントだよぅ」
という交渉をしていざレジへ
すると「えっ!?2ポンド?そんなに安いわけないだろぉ、20ポンドだよぅ」
「ふざけるなぁぁぁ!!!」
「いらない」と店を去ろうとすると、腕をガシっとつかまれ逃げられない。
力いっぱい振り払ってウチラはダッシュ。
男もダッシュ。
追いかけてくる ガクガク((((;゚Д゚)))ブルブルwwww
100メートルぐらい追いかけられて、奴が諦め引き返した時、
私とJJは「you are liar!!!!」と叫んでやった。
ぜーはーぜーはー・・・(怒りと体力の限界の呼吸の乱れ)
(5)道に迷っていると、
いきなりエジプト人のおっさんが現れ、道案内してくれた。
そして連れて行かれた先は、なぜかガラス細工屋さん。
「お茶でも飲もう。ご馳走するよ。」とオヤジ。
私はいや~な予感がした。
するとオヤジはある一冊のノートを見せながら、言った。
「俺は日本人の友達が多いんだ。日本人が好きだからね。このノートにも日本人からのメッセージがあるだろ」
実際そのノートには以下のように日本語で書かれていた
「この人は、お茶を飲もうという手口で近づき、無理やりガラス細工を買わせようとします。気をつけてください」
サーーー・・・血が引く音が聞こえた。もちろんダッシュで逃げました。
格言3:信じる者はボラれる 疑う者は疲れる
格言4:結婚するなら公務員
とはいえ
ルクソールからアブシンベルに移動中の車の中で。
砂漠から朝日。感動した。
以下旅は続きます。長いのにここまで読んでくれてありがとう
次は明るい内容でお送りします☆