お天気、雨ザーザー。
部屋の中、シケシケ…

洗濯物、乾くなかなぁ?
エアコンの除湿、稼働しないと無理っぽい。
蒸し暑いし、今日もエアコンのお世話になるな、多分。

で、昨日の息子くんの診察。

診察室のすぐそばの待合ソファに腰掛けて、スマホを見ながら待っていましたが…何を話しているのかはほとんど聞こえず。(聞こえたらあかんね!)
時々笑い声が。
先生と話をするときは楽しいもんね。

発達検査を受けることを希望する
そのためには、親の同伴が必要かどうかの確認をする
自立支援の更新のための診断書をお願いする

その3つの確認だけをしておくように診察室へ送り込み、待っていたら高らかな笑い声が聞こえてくる…
大丈夫か?ちゃんと話せてるの?

珍しく10分以上診察室に入ってたな。
就職のこと、いろいろ聞かれてるんだろうと思う。
私たち親が気になること、先生も気にしてくださってたし(先生は私たちと同世代)、お仕事上、うまく聞き出せてくださってる‥はず。

「こんなはずじゃなかったのに」と私たち親の気持ちを伝えてくださってるのか?いや、「こんなはずじゃなかったのに」と思っているのは、私たち親以上に本人なんだもんね…

爽やかな顔で診察室から出てきた。
「先生から名刺もらった」と。

先生は、他県から週一で診察にクリニックに来られている。ご自身のクリニックは他県。(ご自宅はこっちなんだけどね)
通ってるクリニックでは発達検査は受けられないので、費用が多額になって申し訳ないと仰いながら、「ここへ連絡して」とお名刺をくださったらしい。なんだか息子くんは嬉しそう。

発達検査(心理検査?)を受けて、自分の適正(何が得意で何が不得意か、どうすれば対応しやすくなるか)がわかってから、就職に向けて活動を始めたいと思うと伝えたらしい。
先生も、今すぐ就活に力を入れることはやめた方がいい、長年憧れていた職業が適正ではなかったこと、不採用だったことで「失恋状態」に近い状態。今はゆっくりと立ち直る時期。就職浪人でもいい、人生は長いからとおっしゃってくださったと。

そんなこと言われるだろうと、覚悟はしていた。
まさか就職浪人なんて、思ってもいなかった。
小学校以外、全て私立に通わせ、高学歴と言われる状態に育て上げ、鎧をつけたはずだったのに、まさかの就職浪人…

決して大企業を狙ってるわけじゃないけど、今のままじゃ条件が難しすぎるから、仕方がないんだよ…
そう自分に言い聞かせるしかない。

息子くんは先生から言われたことで、なんだかホッとしたのか、多弁になった。よく食べるし、イライラしている感じはない。
本来の息子くんって、こんな感じだったよな…
ずっと見られてなかった、本当の姿を昨日は久々に見たような気がする。

「先生に言われたこと、就職浪人をさせてもらいたいと、パパにちゃんと伝えておかなきゃね。パパもその方がいいって言ってくれると思うから、ちゃんと自分の口で、どうしたいのか、どう動き出すのか、伝えなきゃダメだよ。本来なら独り立ちする年齢、だけど、年金も保険料のこともあるんだから、黙ってるわけには行かないしね。それだけはちゃんとわかってほしいし、伝えてほしい。」

息子くんにそう伝えた。

食後のダラ〜りとしている時に、息子くんは意を決してパパさんに伝えた。
「わかってると思うけど、パパももう定年が近づいてるから、いつまでも養ってやることはできないんよ。自立に向けて、できることから少しずつチャレンジしてみて、頑張れ」という返事だった。

とりあえず、卒業してからはアルバイトしながら就活してみるとのこと。
まぁ、それも検査の結果次第ですが。

今年中には結果が出るだろうとおっしゃってくださったそうなので、早めに行動を起こそうと思います。

前回、私の診察時に「これから彼(息子)にどうアプローチしようか…予想外の展開になってしまったからなぁ〜。どうしようかな…」とおっしゃってた通り、探りながら気持ちを引き出してくださってるのがよくわかりました。

先生親子ですみません。
本当に誰もが「こんなはずじゃなかった」って思う結果振り回されて、もう少し支えてくださいね。