息子くんのこれから、どうしたらいいんだろう…

そんなことを考えて数日、大人の発達障害、てんかんの人の就活ってどうしてる?と、何か参考になるものを探しています。

ネットで探していても、書籍を探していても、案外、『大人の発達障害』の書籍が多く出ている割には、就業していて困り感をどう解決するか?ということばかりにスポットが当てられていて、就職に漕ぎ着けるためのノウハウは皆無なんですね。

一言で『発達障害』と言っても、障害の度合いや組み合わせは色々で、息子にピタッとくるものはなく、出てくるものは「デザイナー」とか「職人」みたいなのばかり。

また『てんかん』に関しては、書籍は全くなくて、ネットの情報だと「在宅ワーク」とか、通院休暇が簡単に取れるような環境とかしか書かれてません。

息子くんは簡単に「事務職でも探すか…」なんて言いましたが、マルチタスクなことが苦手な場合、事務職は適切な職業ではありません。

実際、我が家のパパさん、技術職だったはずなのに、今は事務職に配置転換。毎日、ものすごく忙しそうに在宅ワークをしております。

そんなことを息子くんに伝えると、「確かに事務職ってのは無理かも…」と気付いたようでした。

じゃぁ、何になる?
答えは出ません。

ということで、パパさんと相談し、とりあえず社会経験すること、外に出向いて色々な発見をすることを目標にしました。
学歴を捨てる‥に近いかもしれません。

きっと多分、息子の将来は、私たち親にとっての『見栄』の一つなのかもしれないと思うようになりました。

同級生の親御さんなんかからは、「息子くんの就職先は、さぞかしいいところなんだろうね〜」と言われることを期待し過ぎてたんじゃないか?って。
実際、息子くんの同級生の就職先を聞くと、羨ましいところばかりですから。私たちも同じように優越感に浸りたいだけ、羨ましいと思われたいだけなのかもしれない…そう思うようにしました。

何かが吹っ切れたように、息子くんの適正を探す旅を始めることも悪くは無いよね、彼の人生はまだ先が長いし、親が元気な間には見つけてくれることを期待するしか無いなぁって。

世の中、きっと我が家と同じようなことで躓いている親子、たくさんいらっしゃると思います。

そう、息子くんが小さい頃は、まだ『発達障害』という言葉が出始めたに近い状態で、資料も今ほどありませんでしたから、手探りと主治医の助けによってここまで来ました。
だから、就活についてなんて、まだ資料はないのかもしれませんね。
無ければ前例を作ればいい!

私たち親子の結論はそう至りました。
みなさん、応援してください。