息子くんの教育実習が始まって、1週間が経過しました。
今日から2週目です。

中・高校両方の授業を受け持つ息子くん。
結構、いや、かなりハードです。
中学校と高校の違い、高校はコースの違いもあって、教える内容がそれぞれ異なるので、指導案もそれぞれに必要だそうで、昨夜から今朝方にかけて必死で作ってました。
おかげで睡眠時間は3時間半。
良質な睡眠を…と、免疫系のドリンクを飲んで乗り切っていますが、発作が起きないかは心配がつきまといます。

ただ、大学に通ってる時は、たった1コマ授業でも「疲れた〜」と連発するのですが、7時に家を出て20時前に帰宅するハードな生活を送っている今は、「疲れた〜」とは言いません。
むしろ、楽しいんだそうです。

14人の教育実習生がいる中で、中学校のクラス担当は息子くんだけ。
懐かしい教室で、職員室で思い出いっぱいの中の実習は、あの時憧れていた自分に成れているようで、居心地がいいというか、楽しいんだとか。

当時と違って成績順のクラス分けになっているそうで、クラスの雰囲気が全く違う中学部に、先生方も手を焼いている状態のクラスもあるようです。(元気一杯で、なかなかまとまらなかったり、個性が強かったりで)

そんな時は実習声の息子くんが「お〜い、ちょっと先生の話に集中しようか〜」と、担任の先生の援護をするそうです。(担任の先生からは助かる!と言われてるらしい…)

なぜか息子くん、男子中学生に人気があるようで、「先生!今度時間が空いてたら○○授業の見学に来てみてよ!」誘われてるんだとか。
ちょうどその時間は空き時間が取れそうなので、生徒のご希望に沿ってみようかと計画していました。


そんなこんなで、かなり頑張っている息子くん。
このまま来年の今頃も夢の先生になれていたらいいのですが…
新卒採用がどうやらないのでは?という状況。
これから実習が終わった後、過去20年分の京大世界史の入試問題の勉強をし始めて、採用試験に備えます。それをクリアできなけれな、新卒ではなく、経験者採用になり、息子くんは他校非常勤講師も視野に就活をしなければなりません。

私立学校の教員採用は狭き門。
シビアです。

私たち親でも知らない息子くんの一面を知って、この教育実習は本当に面白いしいい経験をしてるなぁ〜感じる毎日です。