先日、ネットで『探究教育』のエキスパートの記事を読んだ。

今は授業で『探究』ってのがあるらしい。

課題(テーマ)をグループなどで話し合ったりして、多方面からの考え方や答えを導き、テーマについていろんな意見を出し合って学ぶらしい。

私たち昭和の人間が受けた教育とは違う。
教科書いっぺん通りの教育しか受けなかった私、進路指導さへままならない状態だった。

ちなみに現役大学生の息子くん。
高校時代の授業で『探究』ってのはなかった。
たった数年前だけど、2年前から学習指導要領が変わったらしいから、息子くんが卒業した後に変わったんだね。

幸いに、通っていた中学・高校が、『キャリア教育』や『探究学習』を売りにして!?たこともあり、全く経験したことがないというわけではない。少しはかじっている、経験している程度。

けど教員を目指している息子くん。
来年度、教育実習を母校でさせていただくんだけど、息子くんの専門は『政治分野』。科目で言うと社会科の公民、政治経済ですね。
ただ、学校側は、地歴の先生が不足しているので、世界史を担当してほしいとのこと。一応、社会科の教員全てを網羅しておかないと…ということで、必死で世界史のおさらいをしている。

でも!
「世界史探究の授業を」と学校側から指示された場合、「自分の時代はそんな授業なかったので、無理です」とは言えません。
限られた50分という短い時間に、探究学習をするのはかなり難しいそう。

そんなことが気になって、昨日息子くんに色々と聞いてみた。
教職の授業で習ったことは、きっちり頭に入っているようで、『探究教育』のことを色々と教えてくれた。私も本を買って読んでみた。

「たとえばさぁ〜…」色々と例題を出して具体的に教えてくれて、「あっぁ、なるほどね。じゃ、成績につけ方ってどうなるん?」と疑問が。
それも教えてくれたけど、昭和人間の私には、なかなか難しい。

最近じゃ、国公立大学のAO入試、推薦入試なんかも、『探究教育』を受けたような子が受かりやすいと聞く。そう言えば、京都では『探究』というコースを持つ公立高校があり、その高校は京大や国公立大学の進学率がすごくて、公立高校ではそこに敵うところはないんじゃないかな?
いろんな教育者が注目してたこともあったし。(おぎママ感心していたことがあったっけ…)
それほど『探究教育』って、すごいんや…

教育って、日々進化!?変化!?してるんだね。
この前まで(息子くんが高校生だった頃くらいから?)『キャリア教育』って言ってたのに。
昭和のおばちゃん、キャリア教育も探究教育もわからない。

ただ…
公立私立の違いや、地域的な格差が否めないのではないか?と感じるのは、私だけじゃないようで、息子くんも懸念していた。
教員の意識や年代に偏りがあると、難しいと。

来年どんなふうに実習をするのか、息子くんには高い壁が立ちはだかりそうだ。
頑張れ〜!
昭和生まれの両親は、わからないなりに応援しるよ!
オカンも、ちょっと知識だけ入れておこうと、本を読んでちょっと勉強してみよう。