京都のお人は、会話の中でよく裏の意味を使います。

例えば…

ご近所でピアノの練習をしている子のいるお宅があったとすると、立ち話などでそのお宅の方に、「娘さん、ピアノ上手にならはったね〜。上手なんが聞こえてくるわ〜」と言う。

この言葉、真に受けてはいけません。
「ピアノの音がうるさいです」と解釈します。

時を構わず聞こえてくると、こういう会話はよくされます。
「ピアノがうるさいから、夜遅くに練習させるのをやめて」とはストレートに言いにくですからね。
京都人なりの、オブラートの包んだ言い方になります。

が、他所さんからすると、いわゆる『嫌味』的な表現かもしれません。


よく、『ぶぶ漬けでも…』という表現を、京都人はよくすると言いますが、実際に「ぶぶ漬けどうですか?」ということはありません。

ただ、お食事やお茶など、「いや、気がつかんと、堪忍へ〜。おかわりお持ちしましょうか?」と相手に尋ねることはありますね。

その時に「いや、もうお暇するので、結構です」とお断りされることを期待するのが京都人。「ありがとうございます」とおかわりをお願いすると、京都人にとっては非常識と捉えてしまいます。


こういうやりとりが日常的にあるので、京都の人間は、『言葉の裏の意味』ということを意識して使うことはないかもしれません。自然に使っています。

でも、この『言葉の裏の意味』がわからないと、息子くんの担任の先生が話したそうです。

先生は生粋の京都人なんですが、言葉をストレートに受け取る方なので、嫌味を言われていようが、気づいてないご様子。職員室でも異質な感じがするそうです。
今までからも、なんだか先生に違和感を感じていた息子くんは、謎が解けた!と言ってました。

かくいう息子くんも、アスペルガーの特徴があるので、言葉をストレートに受け取り、トラブルになったことが過去にあります。
今では裏の意味もちゃんとわかってますし、使ってますけどね。


京都は特に難しいのかもしれませんが…
私も生粋の京女。
嫌な女と思われるタイプかもしれませんね。


今日のお弁当

おにぎり(しそ昆布)
エビフライ
ジャガイモとソーセージのナムル
だし巻き卵
はんぺん
ブロッコリー