昨日は息子くん、一日中、『志望理由書』で頭を悩ませていた。

推薦入試に必要なものだそうで、今から書き方の練習をさせられている。
年明け早々に提出だそう。

一度、下書きを提出したけど、その後に志望大学と学部を変更した息子くんは、提出した下書きが全く無駄になってしまい、また、あまりうまくかけていなかったので、担任からの添削もしてあって、結局は一から書き直す必要があると。

なぜ、その大学で学びたいのか?が具体的でないとダメらしいが、同じような学部は他大学にもあり、「そこでなければダメ!」という理由が見つからない。

「授業料が安いから〜」という理由は書けるわけないし、アドミッションポリシーや教授陣の専門を読み込む…で、必死で理由を見つける。


将来何になりたいか?
これも具体的に書くそうだ。

息子くんはずっと教師になりたいと思っていた。

が、なぜ教師になりたいと思ったのか?を具体的に見つけることができない。
いや、『きっかけ』はあったのよね。
でも、決定的なものは本当にそれなのか?なんとなくの憧れとか、単に目標にしやすかったからだけじゃないのか?と思うようになってきた。

でも今更、将来どうなりたいか?なんて思い浮かばず…

結局は「教師になりたい」という方向で志望理由書を書くことに。


私だったら、どう書くだろう?と思って、ちょっと書いてみた。
字数制限は400〜800字程度。それ以内で収めなければならないらしい。

2時間ほどかけて書いたものを息子くんに見せる。と…

「ほぉ〜、こういうふうに書くんやね。ってか、こんな嘘を並べてもいいの?」と。

いやいや、嘘というより、ある程度の飾り言葉は必要でしょ!?
誇張すべきところはちゃんとしておいた方が、インパクトがある…と思ったけど、ダメなのかな?


息子くん、悩んだ挙句、この私が書いた志望理由書を下書きに使うと言い出した!

えっ!?
マジですか!?

添削されて帰ってきたものを見るのが怖いような、気になるような!?


それにしても…
わざわざ添削して綺麗に書き上げた志望理由書が必要という受験の方法もなんだかなぁ〜って感じですけどね。

大学って、入ってからが勝負!って思うんですよ。
社会に出てから役に立てる人物になれるか?即戦力っていうのかなぁ? 今の学生さんって、大学入試で力を使い切って、無事に大学に入れたら力尽きてしまってるように思うんです。

志望理由書に書いたような、「大学に入ったらどうなりたいか?」を実現できるような環境を整えてもらいたいし、意気込みが継続できるよう大学側も生徒側も努力が必要と思う。

そんな魅力的な大学…目指して頑張って欲しいでですけどね。
それには今の受験生には時間が足りないかも!?
特に今年は…ね。


来年はどうなってるかな?
とにかく、息子くんの入試対策は始まったようです。