お正月が終わって、昨日から通常の生活に戻ったってご家庭は多いのではないでしょうか?

我が家も、パパさんのお仕事再開で、一応は通常の生活に切り替えました。まだ朝は寝坊気味ですが…

夕飯作りも再開。
お節料理も食べ終わり、普通の晩ごはんに。

で、ふと思った。

我が家はお正月の三ヶ日はおせちを中心に、それにちょっとだけ豪勢なおかずをプラスしていただいている。
朝は三ヶ日ともお雑煮。

私が育った環境がこれだったから。

パパさんは南国鹿児島県民。
でも、私の育った環境に合わせてくれている。

私を育てたババさん(母)が、こんな環境で育った。
おばあちゃん(母の母)は、コテコテの京都人。今日のど真ん中!で生まれ育って、しきたりと言われるものを継いでいる。

あおのしきたりをババさんも継いでいるから、私にまで繋がった。

それが当たり前と思ってたけど、息子くんが小学生の時にそうじゃないと知ってびっくりした。


息子くんが幼稚園の頃は、お友達のお家のお正月は、おじいちゃん、おばあちゃんのお家に行っておせちをいただいた!とか、作っていた人が多かった。おせちもお雑煮も当たり前なお家が多かった。

が、小学校に上がると、おせちやお雑煮を知らない子がいた。
お正月にはレトルトのカレーやインスタント麺を食べるという子がいた。
「おせちなんて、誰も食べないから作らない。食べたいものがないから作らない」らしい。
お餅も食べないらしい。

それを聞いて息子くんは驚いたらしい。

「お正月はこういうものだ!」と思っていたことが打ち砕かれた瞬間でした。


私としては…
元日はお雑煮食べようよ!って思う。
『今どきおせち』『我が家流おせち』でいいから、ちょっとお正月のお食事にしようよ!って思う。

古くさい考えかもしれないけど、日本伝統、つなげたいな。
平成生まれの息子くんも、お正月はお重箱に入ったおせちやお雑煮を食べたいという。

息子くんが将来結婚してお嫁さんを迎えることになったら、やっぱりおせちやお雑煮を作って欲しいし、そういう環境で育ったお嬢さんをお嫁さんに選んで欲しい。

姑感情丸出し!って聞こえてきそうだけど…
レトルトカレーやインスタント麺は、ちょっと…ね。


そんなことを考えながら、お重箱と雑煮椀を片付けて、日常のご飯を作る私でした。