薬の影響

息子くんは発達障害があるため、小学生の頃からお薬(コンサータ)を服用しています。

おかげで、勉強にも集中でき、落ち着いて行動ができ、不注意もなくなるのですが…
いいことばかりではありません。

食欲がなくなるので、高校生にもかかわらず、食べる量は小学生並み。ずっと飲み続けているので、食欲も出ないまま成長してきました。そのためか、息子くんは細くて小さいです。

肥満とは無縁の体型。
でもその分、背も低いのです。
同級生と並んだら、グンと低く、現在は160センチあるかないか。去年からほとんど伸びてないので、このまま成長が止まってしまったかもしれません。

そのうち伸びるだろう…と、周囲はみんなそう思っていました。でも、そうじゃなかった。
恐らく薬の副作用。
食べて大きくなる成長期に、食べられなくて大きくなる機会を逃したのかもしれません。

また、去年息子くんは骨折をしましたが、その治りが遅くて、整形外科の先生も驚く程。
カルシウムなど栄養の吸収が悪いのかもしれません。

息子くんの成長には何が必要か…
そう考えると、身体の大きさよりも、薬を服用して、社会的に周囲と協調することや自分を否定せずに自信を持って活動することが正しい選択だったんだ…と思いたい。実際、薬のおかげで、うまくこられてるのが現実。

でもいつか、息子くんが恋愛をしたときには、自分の身体(見た目問題)に悩むのかと思うと、薬を使用するときに間違った選択をした自分を責めそうだな…


もしあのとき、身体の成長が周囲と同じように伸びないと知っていたら、薬を使うことを選択してただろうか？
今もっぱら、私の悩みはコレ。

息子くんの衣類を畳むときに、いつも考える。