息子が修学旅行に行きたくないと言い出した。

バスの座席が嫌だそう。

確かに…

車酔いする人は前…と優先的に決めて行くと、残った座席はわずか。

それも最後に残った座席を見せられ、「ここでいい?」と言われたそう。

「いいです」と答えると、ずっと学校へ来ていないMちゃんが必然的に隣になった。

Mちゃんとは意思疎通が難しく、「どうしたの?」と尋ねても泣き出したりして、最終的に息子が「ちゃんと聞いてあげなさい」と怒られるという。

お世話をしなくちゃいけない…というプレッシャーから、何もかもが嫌になってきたらしい。


一応、担任には伝えておかなくては…と学校へ出向き、そのことを話した。

「じゃぁ、Rくんはどうしたいって言ってるんですか?もう座席をかえられませんし、Rくんがこの席がいいと言ったんですけど?」と担任は逆ギレ。

挙句に「お隣の子のお世話をプレッシャーに思うなんて、そんな心配しなくていいんです。意思疎通ができないのは、自分の問題ですし(Mちゃんは軽度知的障害)、Rくんに責任を問うことはしません。そんなことを心配されているなんて、どこにも行かせられないってことですやん!心配しすぎるのも、ちょっと…」と言われた。

座席、23人中4人だけが男女ペア、あとはみんな女の子同士、男の子同士。そりゃ盛り上がって楽しいでしょうよ。
みんながお世話を嫌がるMちゃんを息子に「じゃ、頼むわ」って、無責任すぎる発言を息子に投げかけ、それで息子が悩んでいるのに。

いま、ベッドの中で息子は泣いています。

明日、起きられるかなぁ?