学校から帰宅した息子くん。

なんだか元気がない。

最近はいつもそうだけど、今日は顔がおかしい。

「先生に言われた…」と言う。

「何を?」と私が尋ねてみた。

「黒板に書いてある宿題を書き写していたときに、『今日の宿題って、音楽!?』と独り言でつぶやいたら、先生が『何があかんねん!』ってきつく怒って言った。」

息子が訴える。

「で、なんて答えたの?」とまたまた続きを尋ねてみた。

「『音楽の宿題って、珍しいなと思っただけですけど…』って言った。そしたら『ふーん』って言ってあとは知らん顔してた。」と言う。

「そのときどう感じた?嫌な気持ちになったり、腹が立ったり、悲しかったり…。どんな気持ち?」と聞くと「腹が立った。独り言も言えないんか!?って。なんでそんなに怒られるのか、わからん。」と息子くん。

いつも、友達とトラブルになったら、かならずその相手の子の気持ちを聞かされる。
今日は逆の立場。
先生に息子くんの気持ちを聞かせてやりたい。

息子は決まったことが急に変更されることに抵抗がる。
何時もの宿題と違ったので、戸惑ったのは、息子の特徴からすると普通のこと。

で、その驚きや戸惑いを口に出しただけ。しかも独り言としてつぶやいただけなのに先生にキレられたとなると、息子くんは当然、驚くし、腹っがたっただろう。

それだけではない。
体育の授業でのこと。

息子がバスケットボールについていけない。

インフルエンザで休んでいる間に、クラスメイトはマスターしている。
ボールを上手に操るチームメイトに、「あっちあっち!」「そこそこ!」と指示を飛ばされる。
でも息子くんは、『あっち』や『そこ』は、右なのか左なのか、遠くなのかすぐ側なのかは判断ができない。具体的に『もっと左の方へ!』などの具体的な指示がないと分かりづらい。

そんな息子くんが困り果て、先生に「みんなから言われる指示がわからない。どこへ行けばいいのか?指示がバラバラなので、困る」と。

私としたら「自分の困りを、ちゃんと言語化できた!」と評価するところ。
でも先生は「スポーツってそんなもんだから」と言うだけで、困り間に寄り添うことはなく、スルーしてしまった。

そしてまた、チームメイトにできないことに対し、罵声を浴びせられていたらしい。


「学校で何も言えない」

今朝、息子くんは下痢をし、朝食も喉を通らない状態で登校した。

そして帰宅したときに聞いた話がコレ。

このまま学校に通わせることに抵抗を感じる。