小さい頃…と言っても中学1年生くらいのときまで、私には苦手な場所がありました。

京都の南座のところ、四条大橋ですね。

そこには京阪電車が今とは違い、地下ではなく鴨川に沿って地上を走ってました。

四条駅があり、そこは今日との繁華街に近い駅として、とても乗り降りの多い駅です。


その駅に、踏切がありました。
四条通を電車が通りたびに通せんぼする踏切です。

踏切って、大抵は「カーンカーンカーン…」と鳴りながら赤い灯が点滅するものですよね?

しかし、その四条駅の踏切は違ったんです。

ジリジリジリ~と、派手な音でまるで非常時のサイレンのよう。

私はそれが怖くて怖くて、小さい頃はその踏切を渡ることが、罰ゲームのように感じてました。


渡っている途中に踏切が鳴りだしたらどうしよう…と、恐怖に怯えながら渡っていると、途端に鳴りだす。
もう、パニックです!

渡るときには必ず、耳を塞いでいました。
そして、小走りで渡りました。


あの時のドキドキ感が、どうしてもトラウマとして残っているのでしょうね。

一昨日、息子の塾の近くで買い物をし、帰宅するときに踏切を渡りました。

車だったのですが、なんだかドキドキ。

踏切、鳴らないで~と心の中で叫びながら渡りました。

私はやっぱり今でも踏切はキライです!