昨夜のこと。


夕飯に、『アジのみりん干し』を出した。
ジジさんが、会社からもらってきたもの。おいしいんだよねぇ~。


息子くん、魚の骨を取りながら食べるのが苦手で、どうしても自分からは食べようとしない。

なのでいつも、私が適当にほぐしてお皿に乗せている。

昨夜も、大雑把に身をほぐしてお皿においた。

コーラスの練習時間が迫っていたので、とにかく落ち着いて座って食べることも出来ないくらい、バッタバタ状態。

「骨に気をつけて食べなさいよ~」と言っていたのだが、私が家を出る直前に息子が「喉が痛い。骨が刺さったかも。」と言い出した!


懐中電灯で喉のあたりを見ても、骨らしきこのは見えず。
息子曰く、もっと奥の方だという。

うがいをしても、鼻の洗浄をしても、喉の痛みは取れず。

かかりつけの耳鼻科も夜診は、あと10分で終わるという時間。
電話をして診察をお願いしようと思ったけど、私は学校へ行かなくちゃいけない時間。
仕事がお休みだった主人に任せよう!と受話器をとったら…


「オレ、飲酒運転になるぞ~」と。

あっ!ビール飲んだ後でした!

息子に「朝まで様子をみよう」と言い、とりあえず学校へ。

ママ友にそんな息子の状態を話したら、M病院なら耳鼻科の救急をみてくれるよと教えてもらった。主人にメールで伝えておいて、とりあえずは歌の練習を。

練習が終わり、ちょこっとママ友とお喋りをしていたら、ババさんが迎えに来た。
何でも、息子がパニックになっていると。

帰宅して、教えてもらったM病院に行くことに。

車で5分ほどの病院。
しないでは珍しく、耳鼻科の救急を受け入れてくれる。

主人に受付手続きをしてもらい、私と息子は診察室へ。

先生に見てもらったら…
カメラが必要と。

口からカメラを入れたけど、よく見えないと。
鼻から入れて見ることに。

見えたのは、かなりの奥。

口をア~ンと開けて取ることは不可能と言われた。
鼻からカメラを入れ、鉗子で取りますとのこと。

局部の麻酔をし、それでもものすごい苦痛のようで、息子は涙目。

最後に「痛い!」と言い、処置終了。

結構、大変な処置になってしまいました。
もしこれで取れなかったら、大学病院行きになっていたかも…だそうです。

処置が終わった瞬間から号泣の息子。

先生や看護師さんに、頑張ったとお褒めの言葉をいただいて帰宅しました。


今日もまだ痛みが少し残っているようですが…


たかが魚の骨といえども、侮れませんね。