昨夜、息子のクラスメイトMちゃんのママからメールが。


Mちゃんは、軽度の知的障害があり、お互いの子どもの『障がい』というつながりで仲良くさせてもらっています。


今、Mちゃんのお兄ちゃんが不登校状態。

色々としんどいことがあるようで、小児精神科の先生に親子で通ってらっしゃいます。


そんなお兄ちゃんのことかなぁ・・・?と思いきや、「Mのことで校長先生から呼び出しが。育成学級に行ってくれって言われた」という内容のメールでした。


ご両親は、療育手帳を交付された時点で、いずれはそういうことになるだろうということを覚悟されています。

でも、今回は、あまりに唐突で、いきなり校長先生の強引さが嫌になった・・・と、ママは崩れそうになっておられました。


お仕事のお昼休みにお話ししましょうよと、ファミレスで合流。

ランチしながら、詳しいことを聞きました。


なんだか・・・

学校都合でMちゃんの移籍が決められてしまう・・・と感じました。


来年度は新入生の女の子、新5年生の女の子が育成学級に在籍する予定です。

なので、Mちゃんも普通学級で頑張らなくても・・・と言われたり、

勉強の遅れを指摘されたり、

はたまた「安全面に配慮しきれません!」と言われたそうです。


今、Mちゃんがクラスの中にいて、だれにも迷惑をかけていることなんて、一つもありません。

息子は、「Mちゃんは、いつもにこにこしていて、クラスが暖かくなる。」と言い、また「テストでは時間が足りないだけで、時間がたくさんあると、問題が全部解けるんや!勉強がわかってないんじゃなくって、わかってるのに、時間が足りないだけ。」と言います。


その通りだと思います。


先生が個別に指導することに限界を感じておられる・・・としか思えません。


去年も学校都合で『取り出し授業』を勧められ、その結果は、余計にクラスメイトと学力の差が開き、2年生になってからその差を埋めるのに必死に頑張らなくてはいけない・・・というものでした。

校長や前担任が勧められた『取り出し授業』は、今年度は実地されなかったのです。(教員が足りないので、出来ないということでした)


そのことをMちゃんのご両親が校長に話すと、「こちらが良かれと思い薦めたことに対して、そのようにしか捉えられてないってことですか。学校側の努力を認められないのは、残念です。」と、態度を一変されたそうです。


それは・・・私も経験しました。

『転校』という言葉を出したときのこと。


「そのようにお考えなら、転校してくださって結構ですよ。」と捨て台詞を言われましたから。



まだ、育成学級へ移籍しますという返事はされてないのですが、すごく悩んでおられました。


「学校に通わせることは、親が完全防備で戦に出ていくのと一緒だよ!」

今日、ママ友に思わず言った言葉です。


私もそうですが、ママ友も学校と闘うと決心されたようです。