今日は、２年生になって初めての参観・懇談会でした。
担任も変わり、どんな授業の進め方をされるのか・・・と気になり、行ってきました。
お隣ママの言う通り、なかなかいい先生でした。
息子の様子を後ろから見ていても、先生の指示が一応は届いていて、困った様子はありませんでした。
電子黒板（？）と普通の黒板との使い分けも、子どもたちにはわかりやすかったと思います。
（前年度は、授業中に困った様子がうかがえ、それを連絡帳で伝えても改善しなかった・・・）
ただ、配られた教材が気になって、後半は集中力が落ちていたかな～？
息子は自発的に手を挙げて発言することはありあせんが、今日は「まだ声を聴いてない人がいるから・・・」と、クラス全員に答えさせる機会を与えておられました。
息子も２度、答えを言う場面がありましたが、一応、正解の答えを言ってました。
当てられたときのお返事を２度とも忘れていて注意されていましたが。
「答えなきゃ！」ということに気持ちが行き過ぎていて、返事をすることを忘れていました。
これは息子の課題ですね。
授業の後の懇談会。
今日は初回ってこともあり、参加率はよかった方だと思います。
それでも、ご兄弟のクラスと行き来する人が多いので、平均１０人の参加でした。
一人ずつ子どものことについて話をする場面で、お隣の席のＭちゃんママがお話されているのを聞いて、ちょっと私は悩みました。
Ｍちゃんは、算数がちょっと苦手です。トイレに鍵をかけて入ったら、出られなくなることもあります。
先生の指示が通りにくいこともあり、またどうしていいのかわからなくて立ち尽くしていることもあります。
得意なことと苦手なことに大きなデコボコがあるようで、１年生の間、算数の時間は別教室で授業を受けていました。診断名などはカミングアウトされていませんが、周囲は薄々気づいているものがあり、取り立ててそれを訪ねることもありません。
でも今日は、「授業が視覚化されていて、うちの子にもわかりやすかったように感じました。」とおっしゃったり、「一生懸命周囲のスピードに合わそうと頑張っていても、追いつけないので～」と言うことを懇談会と言う場でお話されました。
「えぇ～っ！言っちゃうの！？」と私はちょっと戸惑いました。
うちの場合も、前年度から同じ席に座り続けていることに疑問を持たれているので、この際、理由を言えば楽になれるかなぁ？と頭の中をかすめました。
私の順番が来たとき、周囲の反応が気になりましたが、感覚過敏があることや先生の指示が通りにくいので前の席にしてもらっていることや、先生のご配慮をいただいていることを言いました。
もちろん、診断名は伏せてです。
話し終わったとき、周囲の反応が気になりました。
でも、思っていたほど、視線が痛いほど刺さる・・・ってこともなく、また息子の他にも精神的に緊張が高まると頻尿になったりする子がいることがわかったりして、みんなそれなりに気にしていることがあるんだなぁ・・・って妙に安心感を感じました。
懇談会後も、私が話したことを聞きに来る人もなく、さらりと受け流してくださったのか、気にされていないのか、
とにかく私は「話してよかった。」となんだか力が抜けました。
Ｍちゃんのママは、お兄ちゃんのクラス懇談に行かれるために、途中で席を立たれたんですが、そのときに「うちの子ね、Ｒくんって面白いから学校が楽しいって言ってるわよ！また、ゆっくりお話しましょ！うちのこ、いっぱい問題を抱えているから・・・」と小さく目くばせをして、私の耳元で話されて教室を出て行かれました。
結果的には、今日の懇談会で私は小さなカミングアウトをしたわけですが、今のところ後悔はありません。