今日、遅がけに小児科の先生の元へ、息子のことで色々と相談させてもらった。
モチベーションも上がって、来週の校長先生との面談もこれで臨めるぞ!
そんな気持ちで帰宅し、車を駐車場に停めているとき、幼稚園の同級生Iくんのお嫁ちゃん&娘ちゃんに出会った。
去年、幼稚園で息子と1年間一緒で、仲良くさせてもらってるいわゆるママ友。
学年も違えば、向こうは女の子なので、深い付き合いはしていないんだけど、会えばおしゃべりしてる。
そのママ友さんが、私が車から降りるのを待っていた。
「あれ~?Sちゃん具合悪いの?幼稚園、お休みしたの?」と私が言った。
妹ちゃんの姿はなかったので、幼稚園は休みではないはず。
すると・・・
小学校のことを色々と聞いてきた。
Sちゃんのパパは、私と同級生といえど小学校は違った。(学区が違った)
結婚して、うちの近所のおばあちゃんのおうち(空家だった)をリフォームし、引っ越してきたから、地元のことをよく知らない。
で、クラスは何人くらいなのか?とか、育成学級(支援クラス)はあるのか・・・などを聞いてきた。
「・・・・・おじいちゃんたちから言われてるんだけど・・・近所の人には言うなって。でも・・・Sさんだから言っちゃうけど・・・」と声のトーンが変わった。
「どうしたの?聞いてもいいの?」と私が聞き返すと、「月に一度、お勉強に通ってるんです。実は、発達に遅れがあって・・・・・」と話してくれました。
私はそれを聞いて「やぱり・・・」と思った。
妹ちゃんの方が言葉がはっきりしていて、動き方も違うのを気づいてたから。
「児童福祉センターかな?」と聞くと「そうなの・・・。」と。
聞くと、保健所経由で福祉センターへ紹介され、通うことになったらしい。
「うちもそうだよ!行ってるよ!」とママ友に言ってみた。
すると・・・
「えぇ~っ!!!そうなの??????うちは『スペクトラム』にぞくしちゃって・・・」とかなりの驚きよう。
「アスペルガーなんよ、うちは。」と言うと、ママ友がポロポロと涙を流しだした。
誰にも相談できなくて、ずっと悶々としていたらしい。
自分を責めてるのもよくわかった。
療育に通っていて、専門家と関わっているわずかな時間だけ、悩みを打ち明けられるけど、その他は家族以外は誰にもわかってもらえないだろう・・・と。
すごく身近に、しかも幼稚園も一緒・・・
それ以上に共通の話題が持てる、悩みをお互いに話せることがうれしいと、泣いてしまったママ友。
今日の立ち話だけで、「こんなに気持ちが軽くなれたって、どれだけぶりかなぁ?つっかえてたものが取れたよ!」と言ってくれたのは、私もうれしかった。
私が今日、かかりつけの先生に「強くなって!」と言われ、先生に支えていただいて心強いと感じて帰ってきたように、きっとママ友もそんな気持になったんだろうなぁ。
Sちゃんは息子と違った『のんびりさん』だけど、色々と情報交換しながら長い付き合いになりそうです。