夕方~

個人懇談会に行ってきました。


授業参観で気になったことや、持ち帰ってきたプリントを見て気づいたことなどを資料を交えて話すつもりでした。


でも・・・

失望しました。


最初にテストを見せられ、「よくおできになられてまして~、いい点数でしょ?」と。

「ただ・・・問題数が多くなると途端にできなくなって~、あと感想文を書くのも苦手ですね。」と。


チャンスだ!と思って話を切り出した。

「それが診断を受けてわかった息子の特徴です。」と私が言うと・・・


「どういうことでしょう?」と先生が乗ってこられたので、話を続けると・・・


「はぁ・・・そうですか。これからちょっと気を付けてみますけど・・・。」と。

『けど~』がついた!


「これから学年が上がるにつれ、問題の数がたくさん並んだものはフツーに出てきますしね。これは慣れてもらわないと。」とおっしゃった!

「視覚的に辛いんです。慣れるものではないんですよ。」と具体的に絵本の表紙を見てもらい、私たちとの視覚の違いを知ってもらう手段に出たものの、「一人だけ問題数を少なくするのは・・・」とおっしゃった。


いやいや、問題数を少なくしてほしいと言ってるんじゃなくって、見やすいような工夫ができるはずだから、そのヒントをその時に出してやってほしいとお願いしているのであって・・・


それだけじゃない。

プリントや感想文など、課題ができた人は先生の所へ持っていく・・・ってのが授業の進め方。

でも、息子は早く提出することはできない。

感想文を書けと言われても、何から書き出していいのか、考えがまとまらない。


もたもたしている間に周囲は提出のために席を立ち、騒ぎ始める・・・

息子は課題に集中できずイライラ・・・

いつも課題が終わるのはビリッケツ。


成功体験が少なくて、いつも劣等感ばかり。

自己評価も低いことが気になる・・・


そんなことを話すと、「うちのクラスは、ほかに比べて格段に静かなんですよ。その上、まだ静かに・・・とおっしゃられてもねぇ・・・。普通は騒がしいと感じない音でも、Rくんには耳障りだから静かな環境で・・・と言われましたら、一人っきりのクラスになってもらうしかないんですよね・・・」と。


支援クラスに行けば~みたいに言われた。


「それに~、普通学級に在籍していて、Rくんの過ごしやすい環境を整えることって、本人にとってもよくないと思うんです。将来的にどうですか?これからずっと、そういう環境が整えてもらえるわけないじゃないですか?今のうちにこういう環境にも慣れて行ってもらわないと。」



もう、失望です。



「家では学校の疲れから解放されて、大変なご様子ですが、学校では全く問題なくむしろ優等生です。Rくんもお困りの様子も感じられませんし・・・。私の知っているアスペルガーって、周囲とのコミュニケーションがとりにくいものですが、Rくんは積極的にお友達ともかかわりを持たれてますし、お母さんがいい育て方をされているからだろうと思ってるんですよ。」


そんなん、褒め言葉でもなんでもない。


「障害って・・・Sさんのお宅の場合は、お母さんの悲鳴ですよね?Rくんの悲鳴は聞こえませんよ。」



ここまで言われるとは思ってなかった・・・


何を話しても「将来のことを考えたら、特別はできない!」と一点張り。

「お手伝いも積極的にさせてください。将来に役に立つことです。」と。


「先生、お手伝いをさせようと思ったら、一つ一つの手順をイラストにしたり、デジカメで撮ったりと、なかなか準備も大変なんですよ。定型発達のお子さんには口で簡単に伝えられることでも、Rはそうはいかないんです。人の何倍も労力がいるんです、親も子も。お手伝いだけに限らず・・・」と言うと・・・


「だからそれは、お母さんの悲鳴でしょ?」と。



あぁ・・・・・

もうこの先生には何も頼めない。

「じゃぁ、息子に薬を服用させるのが一番いいんでしょうかね?」と究極のことも言いましたよ。

「飲むとどうなりますか?学校では問題ないですのに。」と。


最後の最後に

「お母さん、あまりご心配なさらずに~。Rくんはいい子ですから~」


いい子だから毎日学校生活で疲れて帰ってくるんです。

次に私ができることって、なんだろう?


もう・・・

ツカレマシタ・・・



明日で授業は終わりですが、もう休ませたい気持ちです。