昨日、またまた担任から電話電話がありました。

帰宅した息子の様子は、変わったこともなく、いつも通り。

何があったんだろう???


提出物の期気が昨日だった書類を、『連絡帳』に入れ忘れていたので、あわてて下校時間に息子を校門で待ち、「コレ、先生に渡してきて~!」と頼んだ時も、本当にフツーだった。



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電話の内容は、『学芸会』の役決めのこと。

一昨日に劇の台本を持ち帰っていて、中を見るとたくさんの登場人物が。

「Rはなにになりたいの~?」と聞くと「かえるさん!カエル」と嬉しそうに話していました。

「今度決めるって!何になりたいか、考えておいて~って先生が言ってた。」と話していましたから、近々決められるんだと思っていました。


そして昨日、役決めがあったのです。

息子がやりたいと思っていた『かえるさん』は人気が高く、集中してしまいました。

となると・・・

学校では『じゃんけん』で決めるそうです。


『じゃんけん』に関しては、幼稚園の時からパニックを繰り返し、自分でも「じゃんけんで決めるくらいならもういいや・・・」とあきらめていたりで、とにかく『じゃんけん』で物事を決めることを避けているのです。

でも、昨日は「じゃぁ『じゃんけん』で決めよう!」と先生がおっしゃって・・・


息子は見事に負けました。しょぼん

『じゃんけん』のルールの理解が今一つ理解できていないこと、

みんなが大きな声で「じゃ~んけ~んポン!」というのが嫌なこと、

出された『じゃんけん』の勝ち負けを判断するのに時間がかかってしまうこと、

勝ち負けや点数にこだわること・・・


息子にとっては苦手なことばかりの『じゃんけん』で、またもや『負ける』という経験をしてしまいました。


そうなると~

息子のテンションが下がってしまいました。ダウン

他に『じゃんけん』で『かえるさん』の役をゲットできなかったお友達は「第二希望の役は~」とスムーズに決まっていったそうです。


先生は「第一希望、第二希望、第三希望まで考えてきてね。自分が言ってみたいと思うセリフを見つけてみよう!」とおっしゃってたらしいのですが、息子には「役を決める」という言葉しか耳に残らなかったのです。


息子に原因がある・・・と言えばそれまでですが、「Rくんのテンションが下がってしまって~、役が決まらなかったのは彼ひとりなんですよ。」と息子のせいで授業が勧められなかったといわれてしまいました。


『じゃんけん』が苦手なこと、勝ち負けのこだわりが強いこと、息子の耳には第三希望まで関げてくるという指示が入りにくいこと・・・それを踏まえてくださってたら、テンションが下がることはなかったはず。


「私が書いてあげたらよかったんでしょうけど~シラー」と、結果を報告されても仕方がないんですよね。わかっているならば、実行してくれ!と言いたかったくらいです。

それと、どうして『じゃんけん』という手段で決めたのか。


幼稚園では、やりたいことやほしいものが集中した場合には、ほかの選択肢のいいところを先生がお話されます。それによって、「ほかにもいいものがある!」と気づかせ、自らの意思で役割や物事を人にゆずる・・・ということを教えてくださってました。

納得の上で物事を決めることにより、取り組む姿勢が変わるとおっしゃるのです。

「負けたから仕方ないし・・・しょぼん」とイヤイヤ押し付けられたり残されたものを選ばなければならないという経験は少なかったように思います。


ただ息子は常に、「じゃぁRはこっちでいいよ・・・」と譲ることが多く、本当に希望通りに物事が決まるという経験をしたことがあまりなく、いつも『妥協』で来ていました。

そんな中、今回の『じゃんけん』での決定で、またまた悲しい経験をしてしまいました。


帰宅した主人にも話し、残っている役のいいところやかっこよさを息子に伝え、少しテンションを上げてはみましたが・・・

本当に納得したわけではないので、今日は学校でどうすることでしょう?


結局は、昨日お休みしたお友達と息子の二人が、残っている役のどちらかをするという「負けたから仕方がないやん!」という結果には違いないのです。



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学校って、幼稚園とは違い、本当に一つ一つの作業が『雑』だと感じます。

できてあたりまえ!というのは、通用しない子だっているんです。

だから、入学前・入学後にも伝えておいたのに・・・

なんだかとっても悲しいです。